動画編集者との契約書(YouTube・TikTok・ショート動画)のテンプレート

クリエイターがフリーランスの動画編集者に編集を依頼します。素材と権利、修正、編集料、動画の権利、AIツール、アカウント権限を定めます。全文を読んだうえで、QuoteBillで編集し、安全なリンクでオンライン署名を受けられるサンプル契約書です。

サンプル — 弁護士に確認してください · 監査ログ付きの簡易な電子署名

動画編集者との契約書(YouTube・TikTok・ショート動画)サンプルの最初のページ。記入する空欄に印が付いています

こんなときに使います

フリーランスの動画編集者に編集を任せるYouTuberやTikTokerなどのクリエイターと編集者が、素材と権利、修正、編集料、動画の権利、AIツール、アカウント権限を書面で取り決めたいときの契約書です。

フリーランスを独立した事業者として扱えるかは国によって異なり、タイアップコンテンツや音楽に関するプラットフォームの規則も異なります。使う前に両方を確認してください。

含まれる内容

全15条が、下の順に並んでいます。各条項はサンプル本文に載っており、送信前に編集・削除・追加できます。

  • 第1条(プロジェクトの内容)

    プラットフォームとチャンネル、形式、長さ、本数を空欄で定めます。編集者はクリエイターが提供した素材を編集し、別段の定めがなければ新たに撮影しません。

  • 第2条(クリエイターが提供する素材)

    クリエイターが撮影素材、音楽、ブランド素材を適時に提供し、登場人物の許諾を含め権利を有すると表明します。編集者は出所を確認する義務はありませんが、疑わしい素材は知らせます。

  • 第3条(編集作業及び納品)

    カット、字幕、サムネイル、色補正、整音を含むかを空欄で定めます。初稿と最終版は定めた営業日以内に、データは空欄の形式と方法で引き渡します。

  • 第4条(修正)

    動画ごとに空欄の回数の修正が含まれ、意見は一つの一覧にまとめます。編集者自身の誤りは回数に数えず、追加の修正や承認後の変更は空欄の料金で請求します。

  • 第5条(編集料及び支払)

    編集料は代金明細に従い、動画単位、時間単位、月額固定から空欄で選びます。前払金を先に払い、合意した費用は実費で請求し、支払が遅れれば作業を止められます。

  • 第6条(動画の権利)

    全額を支払うと、法が認める範囲で動画の権利がクリエイターに移り、それまでは確認用にのみ使います。素材はクリエイターのもので、編集者は一般的なツールとノウハウを保持します。

  • 第7条(クレジット及び実績紹介)

    編集者のクレジットの文言は空欄に書きます。実績紹介への使用はクリエイターが同意した場合に限り、使用の可否、時期、チャンネル名の表示は空欄で定めます。

  • 第8条(AIツールの使用)

    編集者は素材に使うAIツールを知らせ、同意なく未公開の動画を保存や学習に使うツールへ上げません。AIで作った部分も知らせます。

  • 第9条(アカウントへのアクセス)

    クリエイターはパスワードを渡す必要がなく、ファイルはフォルダ、リンク、限定権限のチャンネル役割から空欄の方法でやり取りします。編集者は設定を変えず、求められた時だけ公開します。

  • 第10条(音楽及び第三者のコンテンツ)

    音楽やストック映像などのライセンスを誰が取得するかを空欄で定めます。編集者は承認のないコンテンツを加えず、権利者が異議を述べたときは差替えに協力します。

  • 第11条(秘密保持)

    未公開の動画、台本、公開日程、スポンサー情報を秘密にして先に見せず、求めや定めた期間の経過後に素材を削除します。義務は定めた年数続きます。

  • 第12条(成果の不約束及び責任の制限)

    再生回数、登録者、収入、収益化は約束せず、プラットフォームの判断はプラットフォームが行います。賠償の上限は空欄で定め、故意、重大な過失、人身損害は制限しません。

  • 第13条(独立した事業者)

    法が認める範囲で、編集者は独立した事業者として働き方を自ら決め、他の顧客の仕事もできます。フリーランスの扱いは国により異なり、強行法規が優先します。

  • 第14条(契約の終了)

    定めた期間前の通知で、又は重大な違反を期限内に是正しないときは直ちに終了できます。クリエイターは行われた作業の代金を支払い、権利、AI、秘密保持、責任の条項は続きます。

  • 第15条(準拠法及び紛争解決)

    記載した準拠法に従って解釈し、紛争はまず誠実に協議します。協議が調わないときは、記載した裁判所が扱います。

代金明細(品目、数量、単価の表)がこの契約書に含まれます。最初は空欄で、ご利用の通貨で始まり、報酬や支払に関する条項がこの表を参照します。

サンプル本文

QuoteBillが契約書を最初に作るときに入れる本文の全体です。[[10]]のように二重の角かっこで囲まれた箇所は、記入または確認する空欄です。数字や時刻が入った箇所はそのままにすると送信時に表示どおり使われ、ご自身の言葉で記入が必要な空欄は先に埋める必要があります。条項の文面は英語、韓国語、日本語、ドイツ語で用意しており、ほかの言語では英語の文面から始まるので、翻訳してお使いください。

サンプル本文を読む

動画編集契約書

当事者: クリエイター · 編集者

第1条(プロジェクトの内容)

1 クリエイターは、本契約の条件に従い、自己のチャンネルに掲載する動画の編集を編集者に依頼する。

2 動画は次のとおりとする。

プラットフォーム及びチャンネル:[[プラットフォームとチャンネル名又はアドレス。例:YouTube、TikTok、Instagram]]

形式:[[形式とスタイル。例:長尺動画、縦型のショート動画、ポッドキャストの切り抜き]]

長さ:[[完成した動画の通常の長さ]]

本数:[[本数、又は月あたりの本数]]

3 編集者は、クリエイターが提供した素材を編集するものとし、本契約に別段の定めがない限り、新たな映像の撮影は行わない。

第2条(クリエイターが提供する素材)

1 クリエイターは、編集者が必要とする撮影素材、音声、音楽、グラフィック、ブランド素材及びメモを、使用できる形で、適時に、[[共有フォルダ/ダウンロードリンク]]により提供する。

2 クリエイターは、素材を自ら所有し、又は素材を編集のために編集者に渡し、完成した動画を公開するために必要な権利(素材に登場する人物の許諾を含む。)を有していること、及びクリエイターの知る限り素材が他者の権利を侵害しないことを表明する。

3 編集者は、この表明を信頼して作業することができ、素材の出所を確認する義務を負わない。ただし、使用できないと思われる素材又は権利上の問題が生じるおそれのある素材は、クリエイターに知らせる。素材そのものは、引き続きクリエイターのものである。

第3条(編集作業及び納品)

1 編集者は、次の一覧のとおり動画を編集する。

カット編集とテンポ:[[含む/含まない。スタイルや参考動画に関するメモ]]

字幕:[[含む(言語)/含まない]]

サムネイル:[[含む(動画1本あたりの枚数)/含まない]]

色補正:[[含む/含まない]]

音声の整音及びミキシング:[[含む/含まない]]

2 編集者は、クリエイターが素材をすべて提供した日から[[3]]営業日以内に各動画の初稿を、クリエイターが承認し又は最後の意見を出した日から[[2]]営業日以内に最終版を納品する。日程は、クリエイターが素材又は意見を出すのに要した期間だけ延びる。

3 編集者は、最終データを[[形式及び解像度。例:MP4、1080p又は4K、16:9又は9:16]]で、[[共有フォルダ/ダウンロードリンク]]により引き渡す。

第4条(修正)

1 動画ごとに[[2]]回の修正が含まれる。クリエイターは、編集版を受領した日から[[5]]営業日以内に、1回分の修正の意見を一つの一覧にまとめて伝える。

2 編集者自身の誤りの訂正は、修正の回数に含まれない。

3 追加の修正、及びクリエイターが動画を承認した後の変更(別のプラットフォーム向けの再編集、新たな素材を要する変更など)は、[[時間単価又は1回あたりの料金]]で別途請求する。

第5条(編集料及び支払)

1 クリエイターは、本契約の代金明細に記載した編集料を、[[動画1本あたり/時間単価/月額固定]]の方式で支払う。

2 作業の開始前に前払金[[30]]%を支払い、前払金は最後の請求書から差し引く。

3 ストック映像、プラグイン、フォント、有料音楽など事前に合意した費用は、クリエイターが書面又は電磁的方法により承認した後、領収書に基づき実費で請求する。

4 支払が遅れたときは、編集者は、クリエイターに通知したうえで作業を一時停止することができ、適用される法律の定めるところにより、遅延に対する利息又は損害金を請求することができる。

第6条(動画の権利)

1 クリエイターが動画1本の編集料を全額支払った時に、編集者は、適用される法律が認める範囲で、その動画について編集者の作業によって生じた権利をクリエイターに移転する。適用される法律が移転を認めない場合は、編集者は、同じ範囲で、期間の制限のない独占的な利用をクリエイターに許諾する。

2 支払の前は、編集者が書面又は電磁的方法により別段の同意をしない限り、クリエイターは動画を確認及び承認のためにのみ使用できる。

3 撮影素材、音楽、ブランド素材などクリエイターの素材は、常にクリエイターのものである。

4 編集者は、動画の作業の中で作ったものを含め、自己の一般的なツール、プリセット、テンプレート、技法及びノウハウを保持し、他者のためにも使用できる。ただし、クリエイターの素材及びブランド素材は再利用しない。

第7条(クレジット及び実績紹介)

1 編集者のクレジット:[[編集者に表示する文言。例:動画の概要欄に「編集:氏名」/表示しない]]

2 編集者は、クリエイターが同意した場合に限り、完成した動画又はその一部を実績紹介、ウェブサイト及びソーシャルメディアで示すことができる。クリエイターの決定:[[実績紹介での使用不可/動画の公開後、チャンネル名を示さずに使用可/動画の公開後、チャンネル名を示して使用可]]

第8条(AIツールの使用)

1 編集者は、クリエイターの素材にAIツールを使う前に、どのツールを何のために使うか(例:文字起こし、字幕、ノイズ除去、高解像度化、生成画像)をクリエイターに知らせる。編集者が使う予定のツール:[[なし/ツールと用途]]

2 編集者は、クリエイターが書面又は電磁的方法により同意しない限り、未公開の動画、音声、台本その他のクリエイターの素材を、それを保存し、モデルの学習に使い、又は他者に閲覧させるツール若しくはサービスにアップロードしない。

3 編集者は、字幕などAIによる出力物を納品前に確認し、動画のどの部分をAIツールで作成又は変更したかをクリエイターに知らせて、法令又はプラットフォームの規則が求める場合にクリエイターが表示できるようにする。

第9条(アカウントへのアクセス)

1 クリエイターは、編集者にパスワードや2段階認証コードを伝える必要はない。ファイルは、[[共有フォルダ/ダウンロードリンク/編集者が限定された権限でクリエイターのチャンネルにアップロードする方法]]でやり取りする。

2 クリエイターが編集者にチャンネル又はツールの権限を与える場合は、プラットフォームが提供するロールの機能により、作業に必要な権限のみを与え、いつでも取り消すことができる。

3 編集者は、アクセス権を他者と共有せず、チャンネル、所有権、支払又は収益化の設定を変更せず、クリエイターが書面又は電磁的方法により求めない限り動画を公開しない。

4 本契約が終了したときは、クリエイターがアクセス権を取り消し、編集者は保有する共有リンク及びアクセス手段を削除する。

第10条(音楽及び第三者のコンテンツ)

1 動画に使う音楽、効果音、ストック映像、フォントその他の第三者のコンテンツのライセンスは、[[クリエイター/編集者]]が取得する。編集者が取得する場合は、出所とライセンス条件を知らせ、クリエイターが承認した後にのみ費用を請求する。

2 編集者は、クリエイターが承認していない第三者のコンテンツを加えない。音楽、タイアップコンテンツ及び著作権の申立てに関するプラットフォームの規則は異なっており、動画をどこでどのように公開するかはクリエイターが決める。

3 納品された動画のある要素について権利者が異議を述べたときは、当事者は互いに遅滞なく知らせ、編集者は[[時間単価]]でその要素の差替えに協力する。

第11条(秘密保持)

1 編集者は、クリエイターの未公開の動画、台本、公開日程、スポンサー及びブランドの情報並びにアカウント情報を秘密として保持し、本契約のためにのみ使用する。ただし、法令が開示を求める場合及び既に公開されている情報は、この限りでない。

2 編集者は、クリエイターが公開する前に、未公開の動画を公開し又は他者に見せない。

3 編集者は、クリエイターの求めがあったとき、又は本契約の終了から[[90]]日後に、法令により保管を求められるものを除き、クリエイターの素材を削除する。

4 この義務は、本契約の終了後も[[3]]年間存続する。

第12条(成果の不約束及び責任の制限)

1 編集者は、相当の注意と技能をもって業務を行うが、特定の再生回数や登録者数、収入や広告収益、タイアップ又は収益化を約束するものではない。年齢制限、収益化の停止、著作権の申立てなどプラットフォームの判断は、プラットフォームが行う。

2 故意、重大な過失、人の生命又は身体に対する損害及び法令上制限できない場合を除き、本契約に基づく各当事者の損害賠償責任は、[[本契約に基づき支払われた又は支払われるべき編集料/定めた金額]]を上限とする。

第13条(独立した事業者)

1 編集者は、適用される法律が認める範囲で、クリエイターの従業員ではなく独立した事業者として業務を行う。編集者は、合意した日程の範囲で業務の方法、場所及び時間を自ら決め、自己の機材とソフトウェアを使用し、他の顧客のためにも業務を行うことができ、適用される法律が求める税、社会保険料及び保険について自ら責任を負う。

2 フリーランスをどう扱うかは国により異なる。強行法規がこの関係を異なって扱う場合は、強行法規が本条に優先する。

第14条(契約の終了)

1 各当事者は、書面又は電磁的方法により[[7]]日前に通知して、本契約を終了させることができる。相手方が本契約に重大な違反をし、是正を求められた日から[[7]]日以内に是正しないときは、通知により直ちに終了させることができる。

2 本契約が終了したときは、クリエイターは、納品された動画の編集料と、作業中の動画については行われた作業に見合う割合の編集料を支払う。既に支払われた金額は差し引き、超過分は返還する。

3 編集者は、支払を受けた後、作業中の成果物を引き渡し、クリエイターが支払った部分の権利は、動画の権利の条項に従って移転する。

4 動画の権利、AIツールの使用、秘密保持及び責任の制限の条項は、終了後も存続する。

第15条(準拠法及び紛争解決)

本契約は、準拠法の欄に記載した法律に従って解釈する。本契約に関する紛争は、当事者がまず誠実に協議して解決を図り、協議が調わないときは、強行法規に別段の定めがある場合を除き、管轄の欄に記載した裁判所を専属的合意管轄裁判所とする。

支払条件

各請求書の代金は、請求書を受領した日から[[14]]日以内に、請求書に記載の口座へ振り込んで支払う。前払金は作業の開始前に支払う。編集者は、動画の最終データを[[その動画の請求書の入金後/その請求書とともに]]引き渡す。

準拠法

[[適用する法律。例:日本法]]

管轄裁判所

[[紛争を扱う裁判所。例:東京地方裁判所]]

使い方

  1. テンプレートを選ぶ

    このテンプレートを使うボタンを押します。ログインしていないときは、先にログインまたは無料登録をすると、そのままこのテンプレートに戻ります。

  2. 下書きを作る

    新しい契約書の画面が、このテンプレートに印を付けた状態で開きます。テンプレートのカードを押すと下書きができます。当事者Aには会社情報が入り、空欄、相手方、そして代金明細があるテンプレートでは代金明細をご自身で埋めます。

  3. 署名を依頼する

    まずご自身が署名し、そのあと署名者ごとに安全なリンクを送り、アクセスコードは別の方法で伝えます。署名者にアカウントは不要です。

次のステップ

  • 相手方はアカウントなしで、どの端末からでもリンクを開いて署名します。署名の流れは電子契約の案内ページで、どの書類にどの電子署名で足りるかはガイドでご確認ください。

  • 署名が完了したら、署名済みの契約書からそのまま請求書を作れます。当事者と代金明細が引き継がれ、全額でも前払金でも請求できます。見積書から請求書、領収書までの流れは、請求書の種類と使い分けのガイドにまとめています。

できること・できないこと

QuoteBillで作成されるのは、監査ログ付きの簡易な電子署名です。EU・英国・米国・韓国では、電子的な形式であることだけを理由に署名の効力が否定されることはなく、日本では多くの契約に特別な方式は必要ありません。ただし、紛争になったときに簡易な電子署名が何を証明できるかは裏付けとなる証拠しだいであり、別の方式が必要な書類もあります。

適格電子署名や高度電子署名ではなく、QuoteBillは署名者の本人確認を行いません。あなたが届けたリンクとアクセスコードが使われたことを記録するため、両方を持つ人は署名できます。署名記録には、発行したすべてのリンクと、送信者または署名者が行った各操作について、取得できたIPアドレスとブラウザが記載されます。

別の方式が必要な書類もあります。遺言、多くの不動産の移転、保証、一部の雇用関係の書類は、国によって自筆、公証、または適格な電子署名が必要です。テンプレートはサンプルであり法的助言ではないため、弁護士に確認してください。

電子署名に法的な効力はある?ガイドを読む

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