写真撮影契約書のテンプレート

撮影日時、納品物、利用許諾、被写体の許諾、キャンセル、延長料金、データ消失を定めます。全文を読んだうえで、QuoteBillで編集し、安全なリンクでオンライン署名を受けられるサンプル契約書です。

サンプル — 弁護士に確認してください · 監査ログ付きの簡易な電子署名

こんなときに使います

商品、人物、イベントなどの依頼撮影を引き受ける撮影者と、撮影を予約する依頼者が、撮影日時、納品物、利用範囲、キャンセル条件を事前に取り決めたいときの契約書です。

写真に写った人物、場所、ブランドに許諾が必要かどうかは、写真の使い方と、利用する地域の法律によって判断されます。

含まれる内容

全14条が、下の順に並んでいます。各条項はサンプル本文に載っており、送信前に編集・削除・追加できます。

  • 第1条(目的)

    撮影者が依頼者の依頼で撮影を行う条件と、依頼者が写真について持つ権利を定めます。

  • 第2条(撮影日時及び場所)

    撮影日、場所、撮影対象を記入する欄と、準備を含む定めた時間を定めます。撮影リストは指針ですが、項目ごとの枚数は約束しません。

  • 第3条(依頼者の準備及び協力)

    依頼者は立入り、撮影する人物や商品、許可、スタイリングを手配し、危険要素を知らせます。準備不足で失われた時間は撮影時間に含まれます。

  • 第4条(納品物及び納期)

    レタッチ済みの写真を定めた点数、合意した形式で定めた日数内に納品します。元データやRAWは代金明細に記載した場合のみで、依頼者は定めた期間内にダウンロードします。

  • 第5条(写真の選定及びレタッチ)

    レタッチする写真は撮影者が選ぶか、依頼者がギャラリーから定めた日数内に選びます。基本の修整は含まれ、広範な修整は別料金で、依頼者は撮影者の作品を損なう編集をしません。

  • 第6条(撮影料及び延長料金)

    撮影料は代金明細に従い、定めた割合の予約金で日程を確保し、残額は納品時に支払います。延長は1時間ごとに定めた料金、定めた距離を超える移動や許可、小道具は別途です。

  • 第7条(著作権及び利用許諾)

    著作権は撮影者に残ります。支払後、依頼者は記入した利用範囲で期間の制限のない非独占的な許諾を受け、転売、再許諾、有料広告、ストック利用には同意が必要です。

  • 第8条(被写体の許諾)

    識別できる人物、私有財産、ブランドの利用許諾は依頼者が得ます。撮影者は求めに応じて同意書の書式を用意し、現場で取得します。

  • 第9条(キャンセル及び日程変更)

    定めた日数前に知らせれば一度無料で日程を変えられます。遅いキャンセルは予約金を失い、直前なら撮影料の定めた割合を支払います。撮影者が病気のときは新日程、代替者、返金を提案します。

  • 第10条(バックアップ及びデータの消失)

    撮影者は撮影当日に写真をバックアップします。故意や重大な過失なく写真が消失したときは、可能なら無償で再撮影し、そうでなければその部分の撮影料を返します。

  • 第11条(クレジット)

    記事やソーシャルメディアでは慣行の範囲で撮影者を表示し、商品や広告には不要です。依頼者が撮影前に異議を述べなければ、撮影者は定めた時点から写真を実績として紹介できます。

  • 第12条(責任の制限)

    撮影者は注意を尽くしますが結果は約束せず、芸術的な判断は撮影者に属します。賠償責任は撮影料が上限で、依頼者側の原因で損傷した機材は依頼者が賠償します。

  • 第13条(独立した当事者)

    当事者は互いに独立した事業者で、雇用・組合・代理の関係は生じません。機材、アシスタント、方法は撮影者が決めます。

  • 第14条(準拠法及び紛争解決)

    記載した準拠法に従って解釈し、紛争はまず誠実に協議します。協議が調わないときは、記載した裁判所が扱います。

代金明細(品目、数量、単価の表)がこの契約書に含まれます。最初は空欄で、ご利用の通貨で始まり、報酬や支払に関する条項がこの表を参照します。

サンプル本文

QuoteBillが契約書を最初に作るときに入れる本文の全体です。[[10]]のように二重の角かっこで囲まれた箇所は、記入または確認する空欄で、一つでも残っていると送信できません。条項の文面は英語、韓国語、日本語、ドイツ語で用意しており、ほかの言語では英語の文面から始まるので、翻訳してお使いください。

サンプル本文を読む

写真撮影契約書

当事者: 撮影者 · 依頼者

第1条(目的)

本契約は、撮影者が依頼者の依頼により写真撮影を行うにあたっての条件と、依頼者が撮影した写真について有する権利を定めることを目的とする。

第2条(撮影日時及び場所)

1 撮影は、[[撮影日]]に[[撮影場所又は住所]]において、準備時間を含めて約[[4]]時間行う。

2 撮影の対象は、次のとおりとする:[[撮影対象。例:商品写真、社員のプロフィール写真、イベント]]

3 当事者は、撮影前に撮影リスト又はブリーフを書面又は電磁的方法により合意する。これは撮影の指針となるが、項目ごとに特定の枚数の使用可能な写真を約束するものではない。

第3条(依頼者の準備及び協力)

1 依頼者は、撮影場所への立入り、撮影する人物、商品又は空間、撮影場所が求める許可、並びに合意した場合はスタイリング、小道具及び飲食物を手配する。

2 依頼者は、撮影場所の危険要素及び制約を撮影者にあらかじめ知らせる。

3 場所、人物又は商品の準備が整わないために失われた時間は、合意した撮影時間に含まれる。

第4条(納品物及び納期)

1 撮影者は、レタッチ済みの写真[[30]]点を[[JPEG]]形式で、[[ウェブ及び印刷]]に適した解像度により、撮影日又は依頼者の選定日から[[14]]日以内に、ダウンロードリンク又はオンラインギャラリーで納品する。

2 レタッチ前のデータ及びRAWデータは、代金明細に記載した場合に限り提供する。

3 依頼者は[[90]]日以内に写真をダウンロードし、撮影者は納品した写真を納品日から少なくとも[[12]]か月間保管する。

第5条(写真の選定及びレタッチ)

1 レタッチする写真は撮影者が選定する。代金明細に記載した場合は、依頼者がオンラインの選定用ギャラリーを受け取った日から[[7]]日以内に選定する。

2 レタッチは、色調、露出、トリミング及び基本的な修整を撮影者のスタイルで行うものをいい、広範な修整、合成その他それを超える作業は[[時間単価]]で別途請求する。

3 撮影者のレタッチのスタイルは実績に示されたものと同様とし、依頼者は、撮影者の作品を損なう方法で写真を編集し、又はフィルターを適用しない。

第6条(撮影料及び延長料金)

1 依頼者は、本契約の代金明細に記載した撮影料を支払う。撮影日を確保するため、契約締結時に[[30]]%の予約金を支払い、残額は納品時に支払う。

2 合意した撮影時間を超える時間は、1時間(1時間未満は1時間とみなす。)につき[[延長料金]]とし、現場で合意する。

3 [[30]]kmを超える移動、駐車、許可、小道具及びアシスタントの費用は、代金明細の記載に従い、記載がないときは領収書に基づく実費で請求する。

第7条(著作権及び利用許諾)

1 写真の著作権は撮影者に帰属する。

2 依頼者が撮影料を全額支払った時に、撮影者は依頼者に対し、納品した写真を[[利用範囲。例:依頼者のウェブサイト、ソーシャルメディア、パンフレット、広報資料]]において[[すべての国]]で期間の制限なく非独占的に利用することを許諾する。

3 転売、第三者への再許諾、有料広告での使用及びストックフォトとしての使用には、撮影者の書面又は電磁的方法による同意を要し、追加料金が生じることがある。

4 撮影者は、クレジットの条項に従い、写真を自己の実績紹介、ウェブサイト及びソーシャルメディアに使用することができる。

第8条(被写体の許諾)

1 写真に識別できる人物、私有財産、美術品又はブランドが写る場合、依頼者が意図する利用についての許諾を得ることは依頼者の責任とする。

2 撮影者は、求めに応じてモデルリリース(被写体の同意書)の書式を提供し、依頼者があらかじめ求めたときは、撮影現場で署名済みの同意書を取得する。

3 依頼者が必要な許諾を得なかった利用から生じた請求については、依頼者が撮影者を免責する。

第9条(キャンセル及び日程変更)

1 依頼者は、撮影日の[[7]]日前までに通知すれば、撮影者が対応できる日へ一度に限り無料で日程を変更することができる。

2 それより遅いキャンセル又は日程変更の場合、予約金は返還せず、撮影の[[48]]時間前以降のキャンセルには撮影料の[[50]]%を支払う。

3 撮影者が病気又は緊急の事情により撮影できなくなったときは、新たな日程又は同等の代替撮影者を提案し、依頼者がいずれも受け入れないときは予約金を返還する。その他の請求は、法令の許す範囲で排除する。

4 屋外撮影は、天候が適さないとき、各当事者が追加費用なく、双方が可能な次の日へ延期することができる。

第10条(バックアップ及びデータの消失)

1 撮影者は、撮影当日に二枚のメモリーカードに記録するか写真をバックアップし、納品まで複製を保管する。

2 機材の故障その他撮影者の故意又は重大な過失によらない事由により写真が消失し、又は使用できなくなったときは、撮影者は、可能な場合は無償で再撮影を行い、そうでないときは影響を受けた部分の撮影料を返還する。その他の請求は、法令の許す範囲で排除する。

第11条(クレジット)

1 依頼者は、写真を記事やソーシャルメディアに掲載するときは、慣行上可能な範囲で[[撮影者の名前又はアカウント名]]として撮影者を表示する。商品、包装及び広告への表示は要しない。

2 撮影者は、[[時点。例:依頼者が写真を公表した時]]以降、写真を自己の実績紹介、ウェブサイト、ソーシャルメディア及びコンテストへの応募に使用することができる。ただし、依頼者が秘密保持を理由として撮影前に書面又は電磁的方法により異議を述べたときは、この限りでない。

第12条(責任の制限)

1 撮影者は、善良な管理者の注意をもって撮影を行うが、特定の結果を約束するものではなく、構図、照明及びレタッチに関する芸術的な判断は撮影者に属する。

2 故意、重大な過失、人の生命又は身体に対する損害及び法令上制限できない場合を除き、本契約に基づく各当事者の損害賠償責任は、本契約の撮影料の総額を上限とする。

3 依頼者側の人物、商品又は場所に起因して撮影者の機材が損傷したときは、依頼者がその損害を賠償する。

第13条(独立した当事者)

当事者は互いに独立した事業者であり、本契約により雇用、組合又は代理の関係は生じない。撮影に用いる機材、アシスタント及び方法は、撮影者が決定する。

第14条(準拠法及び紛争解決)

本契約は、準拠法の欄に記載した法律に従って解釈する。本契約に関する紛争は、当事者がまず誠実に協議して解決を図り、協議が調わないときは、強行法規に別段の定めがある場合を除き、管轄の欄に記載した裁判所を専属的合意管轄裁判所とする。

支払条件

予約金は契約締結後[[7]]日以内に、残額は請求書を受領した日から[[14]]日以内に、請求書に記載の口座へ振り込んで支払う。振込手数料は依頼者の負担とする。

準拠法

[[適用する法律。例:日本法]]

管轄裁判所

[[紛争を扱う裁判所。例:東京地方裁判所]]

使い方

  1. テンプレートを選ぶ

    このテンプレートを使うボタンを押します。ログインしていないときは、先にログインまたは無料登録をすると、そのままこのテンプレートに戻ります。

  2. 下書きを作る

    新しい契約書の画面が、このテンプレートに印を付けた状態で開きます。テンプレートのカードを押すと下書きができます。当事者Aには会社情報が入り、空欄、相手方、そして代金明細があるテンプレートでは代金明細をご自身で埋めます。

  3. 署名を依頼する

    まずご自身が署名し、そのあと署名者ごとに安全なリンクを送り、アクセスコードは別の方法で伝えます。署名者にアカウントは不要です。

次のステップ

  • 相手方はアカウントなしで、どの端末からでもリンクを開いて署名します。署名の流れは電子契約の案内ページで、どの書類にどの電子署名で足りるかはガイドでご確認ください。

  • 署名が完了したら、署名済みの契約書からそのまま請求書を作れます。当事者と代金明細が引き継がれ、全額でも前払金でも請求できます。見積書から請求書、領収書までの流れは、請求書の種類と使い分けのガイドにまとめています。

できること・できないこと

QuoteBillで作成されるのは、監査ログ付きの簡易な電子署名です。EU・英国・米国・韓国では、電子的な形式であることだけを理由に署名の効力が否定されることはなく、日本では多くの契約に特別な方式は必要ありません。ただし、紛争になったときに簡易な電子署名が何を証明できるかは裏付けとなる証拠しだいであり、別の方式が必要な書類もあります。

適格電子署名や高度電子署名ではなく、QuoteBillは署名者の本人確認を行いません。あなたが届けたリンクとアクセスコードが使われたことを記録するため、両方を持つ人は署名できます。署名記録には、発行したすべてのリンクと、送信者または署名者が行った各操作について、取得できたIPアドレスとブラウザが記載されます。

別の方式が必要な書類もあります。遺言、多くの不動産の移転、保証、一部の雇用関係の書類は、国によって自筆、公証、または適格な電子署名が必要です。テンプレートはサンプルであり法的助言ではないため、弁護士に確認してください。

電子署名に法的な効力はある?ガイドを読む

ほかの契約書テンプレート

すべての契約書テンプレート

電子契約の使い方