中古車輸出用プロフォーマインボイステンプレート
中古車を海外へ輸出するときのプロフォーマインボイステンプレート。車台番号と走行距離、輸出前点検、RORO船の運賃、輸出書類の費用を分けて記入できます。

業種別テンプレート
- 中古SUV 2019年式(車台番号は添付リスト、1台)
- 輸出前の点検・整備(1台あたり)
- RORO船の海上運賃(1台あたり)
- 輸出抹消登録と書類手続きの代行
作成ガイド
進め方の例
品目と貿易条件の確定
例:「中古SUV 2019年式(車台番号は添付リスト、1台)」の数量と単価を確定し、貿易条件、輸送、保険を決めます。
有効期限を入れて送付
「輸出抹消登録と書類手続きの代行」まで全項目を確認し、有効期限と前払いの振込先を記載して買い手に送ります。
入金・出荷後に請求書を発行
買い手の入金または出荷の後、プロフォーマインボイスから請求書を作成します。プロフォーマは買い手が受け入れた条件としてそのまま残ります。
海外の買い手は中古車の代金を送る前にプロフォーマインボイスを求めることが多く、船会社や輸出書類も後で同じ車両を指します。新品と違って中古車は1台ずつ状態が異なるため、車台番号、年式、走行距離で車を特定して書く必要があります。車両、輸出前の点検、RORO船の海上運賃、輸出書類の費用は、それぞれ別の行に書きます。
記載する項目
- 納品物と作業項目
- 中古SUV 2019年式(車台番号は添付リスト、1台), 輸出前の点検・整備(1台あたり), RORO船の海上運賃(1台あたり), 輸出抹消登録と書類手続きの代行:供給予定の商品やサービスと数量を、実際に請求する単価で記載します。
- 中古SUV 2019年式(車台番号は添付リスト、1台)
- 車ごとに車台番号、年式、走行距離、色を書くか、一覧を添付して番号を書きます。輸出書類と船積みの指図はこの情報のとおりに作られます。
- 輸出前の点検・整備(1台あたり)
- 点検の範囲と実施日を書きます。「点検済み」だけでは、買い手は安全点検なのか全面整備なのか分かりません。
- RORO船の海上運賃(1台あたり)
- 運賃が1台あたりか容積あたりか、価格がどの港までかを明記します。コンテナに積む車と自走で積み込むRORO船の車では費用が異なります。
- 輸出抹消登録と書類手続きの代行
- 輸出のための抹消登録や登録書類の準備など代行する手続きと、買い手が自国で行う手続きを分けて書きます。
- 貿易条件
- 貿易条件(インコタームズと指定地など)、輸送方法、保険をどちらが負担するかを記載します。
- 有効期限と前払い
- 価格の有効期限と、前払いを求める場合は買い手の振込先を記載します。
- 具体的に確認する範囲
- 車両ごとに車台番号、年式、走行距離を1行ずつ、または添付リストに書き、価格に点検、輸送、輸出書類の費用が含まれるかを明記します。
送付前の確認事項
- 「中古SUV 2019年式(車台番号は添付リスト、1台)」の数量・単価・通貨は買い手の注文と一致していますか。
- 輸入許可に必要なら、「輸出前の点検・整備(1台あたり)」の説明にHSコードと原産国を入れましたか。
- 前払いが届いたら、「RORO船の海上運賃(1台あたり)」を記載どおりの数量で出荷できますか。
あと4件を表示
- 「輸出抹消登録と書類手続きの代行」の数量・単価・通貨は買い手の注文と一致していますか。
- 数量、単価、通貨が買い手の注文や見積依頼と一致しているかを確認します。
- 輸入許可に必要な場合は、品目の説明にHSコードと原産国を加えます。
- 有効期限、貿易条件、前払いの振込先と、正式な請求書ではない旨の表示を確認します。
記入例:ロールオン・ロールオフ船で送る中古車3台
金額は例です。販売店が海外の買い手に中古SUVを3台提案し、点検と海上運賃は車1台ごとに数え、輸出書類の費用は1回だけ請求します。輸出取引なので、この例では税金を加えません。
| 品目 | 数量 × 単価 | 金額 |
|---|---|---|
| 中古SUV 2019年式(車台番号は添付リスト、1台) | 3 × 1,180,000円 | 3,540,000円 |
| 輸出前の点検・整備(1台あたり) | 3 × 45,000円 | 135,000円 |
| RORO船の海上運賃(1台あたり) | 3 × 115,000円 | 345,000円 |
| 輸出抹消登録と書類手続きの代行 | 1 × 24,000円 | 24,000円 |
| 合計 | 4,044,000円 | |
4行の合計は4,044,000円で、プロフォーマの総額は4,044,000円です。販売店が抹消登録の前に支払いを求める場合、買い手はまずこの金額を送ります。別の車に替えるときは、新しい車台番号を書いたプロフォーマを出し直します。
中古車輸出のプロフォーマでよくある間違い
- 「SUV、2019年式」とだけ書いて車台番号を省き、どの車が売られたのか買い手が確信できない
- 点検日のメーター表示ではなく、広告に載せた走行距離を書き写す
- 運賃が1台単位かコンテナ単位かを書かず、合計が大きく変わる
- 「輸出書類一式」とだけ書いて書類名を挙げず、後で翻訳や証明書をめぐって揉める
- 支払い後に、新しいプロフォーマを出さずに車を替える
書類に記載が必要な項目
プロフォーマインボイスに次の項目がそろっていると、取引先の承認も申告資料の整理もスムーズになります。
- 売り手と買い手の名称・住所
- プロフォーマインボイス番号と発行日
- 品目ごとの数量と単価(輸入許可に必要なら、品目の説明にHSコードと原産国)
- 貿易条件(インコタームズなど)、輸送と保険
- 支払条件と前払いの振込先
- プロフォーマの有効期限
- 正式な請求書(適格請求書)ではない旨の表示
この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。
税率の公式出典: Japan NTA: consumption tax rates
よくある質問
車ごとに1行ずつ書く必要がありますか?
型式、年式、価格が違うなら1台ずつ書きます。同じ車が複数台なら数量を入れた1行で足りますが、すべての車台番号を載せた一覧を添付します。船積みの指図にどのみち必要な一覧です。
中古車の状態はどう書けばよいですか?
点検日の走行距離と分かっている不具合を書き、点検時の状態のまま販売することを明記します。買い手は来訪しなくても、一覧の車を比べられます。
買い手はいつ代金を払うのですか?
輸出のために抹消した車は国内で再び売りにくいので、抹消の前に支払いを求める販売者が多くいます。金額と入金期限をプロフォーマの条件欄に書きます。
支払い後に買い手が別の車を希望したらどうしますか?
新しい車台番号でプロフォーマを出し直し、古いものは書面で取り消します。輸出書類と船会社の予約は車台番号に結びついているため、後から変えると時間がかかります。
運賃はコンテナ単位ですか、1台単位ですか?
RORO船は車の大きさに応じて1台ずつ値付けするのが普通で、コンテナは1本単位で値付けし数台しか積めません。どちらで見積もったかを書いてください。合計が変わります。
このテンプレートの税額はどのように計算しますか。
この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。エディターが税抜金額、税額、合計を分けて保持し、数量や単価、国の設定を変更すると三つとも計算し直します。
プロフォーマインボイスで支払いや仕入税額控除はできますか。
買い手はプロフォーマインボイスを見て前払いできますが、正式な請求書ではないため、これをもとに仕入税額控除は受けられません。入金または出荷の後にプロフォーマから請求書を作成し、プロフォーマはそのまま残します。
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