鉄鋼製品輸出用プロフォーマインボイステンプレート
鋼材のコイルや鋼板を海外へ見積もるときのプロフォーマインボイステンプレート。トン単価、ミルシートと検査、梱包の行、価格の有効期間を記入できます。

業種別テンプレート
- 熱延コイル 2.5mm×1,250mm(トン単価)
- 溶融亜鉛めっき鋼板コイル 0.6mm(トン単価)
- ミルシートと第三者検査
- 結束バンド・エッジプロテクター・防水梱包
作成ガイド
進め方の例
品目と貿易条件の確定
例:「熱延コイル 2.5mm×1,250mm(トン単価)」の数量と単価を確定し、貿易条件、輸送、保険を決めます。
有効期限を入れて送付
「結束バンド・エッジプロテクター・防水梱包」まで全項目を確認し、有効期限と前払いの振込先を記載して買い手に送ります。
入金・出荷後に請求書を発行
買い手の入金または出荷の後、プロフォーマインボイスから請求書を作成します。プロフォーマは買い手が受け入れた条件としてそのまま残ります。
鋼材の価格は週単位で動くため、コイルや鋼板のプロフォーマは寿命の短い提案で、買い手はすぐに送金や信用状に進めます。そのため製鉄所の言葉で、何を売るのか、つまり製品、寸法、トン数、重量の測り方を示す必要があります。このテンプレートは製品ごとにトン単価を書き、ミルシート、検査、梱包を別の行にして、輸入者の通関業者が見つけやすいようにします。
記載する項目
- 納品物と作業項目
- 熱延コイル 2.5mm×1,250mm(トン単価), 溶融亜鉛めっき鋼板コイル 0.6mm(トン単価), ミルシートと第三者検査, 結束バンド・エッジプロテクター・防水梱包:供給予定の商品やサービスと数量を、実際に請求する単価で記載します。
- 熱延コイル 2.5mm×1,250mm(トン単価)
- 鋼種、厚さ、幅、コイル重量の範囲を書きます。「熱延コイル」だけでは、買い手が他の製鉄所の提示と比べられません。
- 溶融亜鉛めっき鋼板コイル 0.6mm(トン単価)
- めっき付着量と、不動態処理または塗油の有無を書きます。提示後にめっきが変わると価格も変わるためです。
- ミルシートと第三者検査
- 証明書の種類と発行元(製鉄所か外部の検査機関か)、その費用が価格に含まれるかを明記します。
- 結束バンド・エッジプロテクター・防水梱包
- 結束バンド、エッジ保護、包装の方法を書きます。錆や端部の損傷に関する申し立ては、この行から始まります。
- 貿易条件
- 貿易条件(インコタームズと指定地など)、輸送方法、保険をどちらが負担するかを記載します。
- 有効期限と前払い
- 価格の有効期限と、前払いを求める場合は買い手の振込先を記載します。
- 具体的に確認する範囲
- 製品ごとに鋼種、厚さ、幅を書き、価格が実重量か理論重量か、数量の許容差、価格の有効期間を明記します。
送付前の確認事項
- 「熱延コイル 2.5mm×1,250mm(トン単価)」の数量・単価・通貨は買い手の注文と一致していますか。
- 輸入許可に必要なら、「溶融亜鉛めっき鋼板コイル 0.6mm(トン単価)」の説明にHSコードと原産国を入れましたか。
- 前払いが届いたら、「ミルシートと第三者検査」を記載どおりの数量で出荷できますか。
あと4件を表示
- 「結束バンド・エッジプロテクター・防水梱包」の数量・単価・通貨は買い手の注文と一致していますか。
- 数量、単価、通貨が買い手の注文や見積依頼と一致しているかを確認します。
- 輸入許可に必要な場合は、品目の説明にHSコードと原産国を加えます。
- 有効期限、貿易条件、前払いの振込先と、正式な請求書ではない旨の表示を確認します。
記入例:証明書と梱包を付けたコイル2種
金額は例です。トレーダーが熱延コイル120トンと溶融亜鉛めっきコイル60トンをトン単価で提示し、ミルシート・検査の行と、結束・包装の行を1つずつ設けます。輸出なので税金は加えません。
| 品目 | 数量 × 単価 | 金額 |
|---|---|---|
| 熱延コイル 2.5mm×1,250mm(トン単価) | 120 × 64,000円 | 7,680,000円 |
| 溶融亜鉛めっき鋼板コイル 0.6mm(トン単価) | 60 × 78,000円 | 4,680,000円 |
| ミルシートと第三者検査 | 1 × 95,000円 | 95,000円 |
| 結束バンド・エッジプロテクター・防水梱包 | 1 × 110,000円 | 110,000円 |
| 合計 | 12,565,000円 | |
4行の合計は12,565,000円で、プロフォーマの総額は12,565,000円です。買い手はこの金額で送金するか信用状を開設し、最終金額は条件欄に書いた許容差の範囲で、積込み時に実際に量ったトン数によってのみ変わります。
鋼材のプロフォーマでよくある間違い
- 厚さ、幅、鋼種を書かずに「熱延コイル」とだけ提示し、価格がどの製品のものか買い手に分からない
- 市況が動くのに有効期限を空けたまま、先月の価格を守るよう求められる
- 価格が理論重量のトン単価か、実測重量のトン単価かを書かない
- 買い手の信用状が証明書を別に挙げているのに、第三者検査費用をトン単価に混ぜる
- 売り手が商社だからと原産国を省き、通関業者が必要とする鋼材の生産国が分からない
書類に記載が必要な項目
プロフォーマインボイスに次の項目がそろっていると、取引先の承認も申告資料の整理もスムーズになります。
- 売り手と買い手の名称・住所
- プロフォーマインボイス番号と発行日
- 品目ごとの数量と単価(輸入許可に必要なら、品目の説明にHSコードと原産国)
- 貿易条件(インコタームズなど)、輸送と保険
- 支払条件と前払いの振込先
- プロフォーマの有効期限
- 正式な請求書(適格請求書)ではない旨の表示
この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。
税率の公式出典: Japan NTA: consumption tax rates
よくある質問
価格は理論重量と実重量のどちらが基準ですか?
どちらかを書きます。理論重量は寸法と比重から計算し、実重量は積込み時の計量値です。数パーセント違うことがあるので、価格がどちらに掛かるかを買い手が分かるようにします。
価格が動くとき、有効期限はどれくらい短くしますか?
自分を守れる短さ、通常は数日から1週間で、日付を入れます。その期間内に送金または信用状が届いた場合に限り価格が有効だと添えます。
製鉄所や原産国は書くべきですか?
買い手が求めれば製鉄所を書き、原産国はどんな場合も書きます。国によっては特定の原産地の鋼材に別の措置を設けているため、通関業者は書類で原産国を確認したがります。
注文トン数の許容差はどう示しますか?
数量の横に増減の割合を書き、最終金額は実際の積込み重量に従うと明記します。ないと、わずかな計量差で価格交渉が再び始まりかねません。
同じプロフォーマで二級品のコイルも提示できますか?
二級品と明記した別の行にし、許容する欠陥の限度も添える場合だけです。主力等級の行に混ぜると、品質クレームへの近道になります。
このテンプレートの税額はどのように計算しますか。
この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。エディターが税抜金額、税額、合計を分けて保持し、数量や単価、国の設定を変更すると三つとも計算し直します。
デザインや色は変えられますか。
はい。エディターで印刷のレイアウトと書類の色を選び直せます。変えても金額は変わらず、PDF・ワード・エクセルのファイルも選んだレイアウトに従います。
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