造園設計見積書テンプレート

造園設計の見積書テンプレート。現地調査、配置案、植栽計画、施工図、含まれる修正回数を段階ごとに分けて記入し、庭の施工費とは別に設計料だけを見積もれます。

無料の造園設計見積書テンプレートの記入例:架空の会社名、品目、数量、単価、合計が入った1ページ目
サンプルの金額を入れたプレビューです。テンプレート自体は白紙から始まります。

業種別テンプレート

  • 現地調査と実測の現況図
  • 2つの配置案を含む基本設計
  • 詳細な植栽計画図と樹種リスト
  • 舗装・塀の施工図
  • 2回を超える追加修正(1時間あたり)

作成ガイド

進め方の例

  1. 範囲と数量の確認

    例:「現地調査と実測の現況図」から必要な数量と顧客支給の資料を確認し、項目ごとの完了基準を合意します。

  2. 見積書の確認と承認

    「2回を超える追加修正(1時間あたり)」の検収方法と全項目の数量、対象外の範囲、見積書の有効期限を顧客と確認し、承認された版を保管します。

  3. 納品後の請求準備

    完了数量、現場写真、合意した試験結果と残りの手直し作業を確認します。 合意した段階が完了したら、実際の数量と承認された変更内容で請求書を作成します。

造園設計の見積書は、掘り始める前に必要な図面と判断、つまり現地調査、基本設計、植栽計画、施工業者がそのまま作れる詳細図の金額を示します。施工の見積もりと取り違える施主もいるため、このテンプレートは設計の段階だけを扱い、庭の施工は別途と明記します。段階ごとの成果物と配置案の数、修正回数を書いておくと、段階の承認ごとに請求する時点も明確になります。

記載する項目

納品物と作業項目
現地調査と実測の現況図, 2つの配置案を含む基本設計, 詳細な植栽計画図と樹種リスト, 舗装・塀の施工図, 2回を超える追加修正(1時間あたり):各項目の予定数量と納品範囲を記載します。
現地調査と実測の現況図
高低差、境界、既存の樹木、排水など調査で記録する内容を書き、測量士に依頼するかも示します。
2つの配置案を含む基本設計
基本設計に配置案がいくつ含まれるか、詳細設計の前に施主が一つを選ぶことを書きます。
詳細な植栽計画図と樹種リスト
樹種リストには種類、規格、数量が入ります。植物を設計者が手配するか施工業者が手配するかも書きます。
舗装・塀の施工図
舗装配置図、塀の断面図、高低図など図面の名前を書き、施工業者がそれで見積もれるようにします。
2回を超える追加修正(1時間あたり)
含まれる回数を超える修正の時間単価を書き、追加の修正は始める前に書面で合意します。
現場と実測数量
現場の所在地、作業区画、面積・長さ・数量、現場に入れる時間帯を記載します。
資材と工程の範囲
資材の仕様、工賃、解体・廃棄・原状回復の扱い、工程ごとの完了基準を決めます。
具体的に確認する範囲
施工ではなく設計の段階を見積もります。配置案の数と修正回数、施主が受け取る図面、施工は別途見積もりであることを示します。

送付前の確認事項

  • 「現地調査と実測の現況図」に、含む範囲と価格の前提となる数量を書いていますか。
  • 取引先は「2つの配置案を含む基本設計」を、含まない範囲まで同じ意味で読めますか。
  • 「詳細な植栽計画図と樹種リスト」の価格を、見積の有効期限の最終日まで守れますか。
あと5件を表示
  • 「舗装・塀の施工図」に、含む範囲と価格の前提となる数量を書いていますか。
  • 取引先は「2回を超える追加修正(1時間あたり)」を、含まない範囲まで同じ意味で読めますか。
  • 実測や図面変更で数量が変わった場合の承認手順を決めます。
  • 顧客支給の資材と、他社が先に終える作業を確認します。
  • 見積書の有効期限、顧客の承認方法、段階ごとの支払条件を確認します。

記入例:傾斜のある裏庭の設計

金額は例で、税率は10%です。設計者が現地調査、2案の基本設計、植栽計画、施工図、追加修正3時間を見積もります。

記入例:傾斜のある裏庭の設計
品目数量 × 単価金額
現地調査と実測の現況図1 × 65,000円65,000円
2つの配置案を含む基本設計1 × 140,000円140,000円
詳細な植栽計画図と樹種リスト1 × 95,000円95,000円
舗装・塀の施工図1 × 120,000円120,000円
2回を超える追加修正(1時間あたり)3 × 8,500円25,500円
小計445,500円
消費税 (10%)44,550円
合計490,050円

設計段階の税抜合計は445,500円、税率10%の消費税は44,550円で、見積合計は490,050円です。庭の施工費は含まれず、施工業者がこの図面をもとに別途見積もります。

造園設計の見積書で起きやすい間違い

  • 修正回数を決めず、作り直しを無償で引き受ける
  • まだ誰も見積もっていない施工費の割合で設計料を決める
  • 植物を設計者と施工業者のどちらが手配するか書かない
  • 調査で高低差や排水を確かめる前に基本設計を始める
  • 設計料に庭の施工まで含まれると施主に誤解させたままにする

書類に記載が必要な項目

見積書に次の項目がそろっていると、取引先の承認も申告資料の整理もスムーズになります。

  • 自社の名称、住所、登録番号
  • 取引先の名称と住所
  • 作成年月日と、重複しない書類番号
  • 品目ごとの数量、単価、金額
  • 税抜金額と税額を分けた表示、および合計金額
  • 支払条件(支払期日、振込先、利用できる支払方法)
  • 適格請求書(インボイス)として使う場合は、登録番号、取引年月日、税率ごとに区分した合計額と適用税率、税率ごとの消費税額が必要です。軽減税率8%の品目があるときは10%と分けて記載します。QuoteBillは1つの書類に1つの税率を適用するため、10%の品目と8%の品目は書類を分けて発行してください。

この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。

税率の公式出典: Japan NTA: consumption tax rates

記載事項の詳細: 適格請求書(インボイス)の記載事項

よくある質問

設計の段階が終わるごとに請求してもよいですか?

見積書にそう書いてあれば可能です。現地調査の後、基本設計の承認後、最終図面の納品時にそれぞれ受け取る割合を書きます。各段階が別々の請求書になり、施主はすでに決まった内容に対してだけ支払います。

施主から施工の監理も頼まれたらどうしますか?

設計の承認後に、訪問回数または施工費に対する割合で監理を別のサービスとして見積もります。この見積書から外しておくと、ほかの設計者と設計料をそのまま比べてもらえます。

支払いの後、施主は図面をどこまで使えますか?

書面で決めておきます。通常はこの庭にだけ使え、設計者は完成した庭の写真を紹介に使う権利を残します。どちらとも決めつけず、着手前に合意しておきます。

調査で敷地が想定よりずっと広い、または急勾配だと分かったら?

見積もりが前提とした面積と条件を書いておきます。調査で土地が広い、あるいは擁壁が要る高低差が見つかったら、基本設計に入る前に後の段階の金額を見直し、調査費は見積もりどおりとします。

このテンプレートの税額はどのように計算しますか。

この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。エディターが税抜金額、税額、合計を分けて保持し、数量や単価、国の設定を変更すると三つとも計算し直します。

デザインや色は変えられますか。

はい。エディターで印刷のレイアウトと書類の色を選び直せます。変えても金額は変わらず、PDF・ワード・エクセルのファイルも選んだレイアウトに従います。

関連記事

造園設計見積書テンプレートの作成前に読んでおきたい記事は、見積書の書き方:記載項目・記入例と確認リストと見積書と請求書の違い:役割・タイミング・書き方です。見積金額に税を加えるときはVAT・GST計算ツールが便利です。