ベータテスト参加契約書のテンプレート

テスターが未公開ソフトを試用するための使用権、フィードバック、秘密保持、無保証を定めます。全文を読んだうえで、QuoteBillで編集し、安全なリンクでオンライン署名を受けられるサンプル契約書です。

サンプル — 弁護士に確認してください · 監査ログ付きの簡易な電子署名

ベータテスト参加契約書サンプルの最初のページ。記入する空欄に印が付いています

こんなときに使います

未公開のアプリ、ゲーム、サービスを外部のテスターに試用させる開発チームが、秘密保持、フィードバックの権利、無保証の明示、収集するデータを取り決めたいときの契約書です。

含まれる内容

全14条が、下の順に並んでいます。各条項はサンプル本文に載っており、送信前に編集・削除・追加できます。

  • 第1条(目的)

    テスターが未公開のソフトを提供者のために試用し、気付いた点を知らせるという目的を示します。謝礼を定めない限り、自発的かつ無償で参加します。

  • 第2条(ベータ版ソフトウェア)

    名称、バージョン、プラットフォーム、機能、テスト期間を記入する欄があります。未完成で変更されることがあり、不具合を含み得る初期の版です。

  • 第3条(試用の許諾)

    ベータ版をテストのためにのみ使う、限定的で撤回可能な無償の使用権です。複製、共有、公開、リバースエンジニアリング(法令が許す場合を除く)、重要な用途への使用は認められません。

  • 第4条(テストの内容)

    テスターは求めに応じて使い、不具合を所定の窓口に速やかに報告し、質問に答えます。割く時間はテスターが決め、年齢又は保護者の同意を確認します。

  • 第5条(フィードバック)

    提供者はテスターのフィードバックを対価なしに製品の改善に使え、表記の義務はありません。テスター自身のソフトやデータは移転せず、クレジット表記の欄があります。

  • 第6条(秘密保持)

    ソフト、不具合、非公開情報はテスト期間と定めた年数、秘密とし、スクリーンショット、レビュー、投稿も認められません。違法行為の通報と放棄できない権利は妨げません。

  • 第7条(無保証)

    現状有姿で提供され、停止やデータ喪失があり得て、公開されないこともあります。テスターはバックアップを取り重要な用途に頼らず、放棄できない権利は変わりません。

  • 第8条(個人情報)

    収集するデータを記入する欄があります。テストの運営・改善と連絡にのみ使い、保護義務を負う補助者にのみ伝え、必要な期間だけ保管します。テスターは問い合わせできます。

  • 第9条(無償参加及び謝礼)

    テスターは料金を払わず、欄に謝礼を書かない限り対価も受けません。費用は各自負担で、謝礼のみで従業員や請負人になるわけではありません。

  • 第10条(テストの終了)

    どちらの側も通知でいつでもテストや契約を終了でき、テスターは使用をやめてソフトとコードを削除します。フィードバック、秘密保持、無保証、責任の条項は存続します。

  • 第11条(責任)

    故意又は重大な過失がない限り、提供者はデータの喪失を含むベータ版の使用による損害に責任を負いません。人身損害の責任と放棄できない消費者の権利は変わりません。

  • 第12条(当事者の関係及び公開義務の不存在)

    テスターは従業員、請負人、組合員、代理人ではありません。ソフトと権利は提供者に帰属し、提供者に公開義務はなく、テスターにもテストする義務はありません。

  • 第13条(一般条項)

    通知は電子メールで行い、本契約書が合意のすべてで、変更には書面又は電磁的方法の合意が必要です。執行できない部分は置き換え、テスターの権利は譲渡できません。

  • 第14条(準拠法及び紛争解決)

    記載した準拠法に従って解釈し、紛争はまず誠実に協議します。協議が調わないときは、記載した裁判所が扱います。

この契約には金銭のやり取りがないため、代金明細はありません。

サンプル本文

QuoteBillが契約書を最初に作るときに入れる本文の全体です。[[10]]のように二重の角かっこで囲まれた箇所は、記入または確認する空欄です。数字や時刻が入った箇所はそのままにすると送信時に表示どおり使われ、ご自身の言葉で記入が必要な空欄は先に埋める必要があります。条項の文面は英語、韓国語、日本語、ドイツ語で用意しており、ほかの言語では英語の文面から始まるので、翻訳してお使いください。

サンプル本文を読む

ベータテスト参加契約書

当事者: 提供者 · テスター

第1条(目的)

本契約は、テスターが以下の未公開のソフトウェアを提供者のために試用し、気付いた点を提供者に知らせるにあたっての条件を定めることを目的とする。テスターは自発的に参加し、無償参加及び謝礼の条項に別段の定めがない限り、報酬を受けない。

第2条(ベータ版ソフトウェア)

提供者は、テスターに次の未公開のソフトウェア(以下「ベータ版」という。)を試用させる。

1 名称、バージョン及びプラットフォーム:[[ベータ版の名称、バージョン及びプラットフォーム]]

2 内容:[[ソフトウェアの機能]]

3 テスト期間:[[開始日]]から[[終了日]]まで。ただし、本契約が認めるところにより、提供者がこれより早く終了させることがある。

4 ベータ版は、未完成で、変更されることがあり、不具合を含むことがある初期の版である。

第3条(試用の許諾)

1 提供者は、テスト期間中、テスターに対し、[[テスター自身の機器/ここに記載した機器]]にベータ版をインストールして試用し、フィードバックを提供することにのみ使用できる、限定的、非独占的、譲渡不能かつ撤回可能な使用権を付与する。この使用権は無償とする。

2 テスターは、ベータ版又はそのアクセスコードを複製、販売、貸与、公開又は他人と共有せず、この条項にかかわらず法令が許す場合を除いてリバースエンジニアリング又はソースコードの解明を行わず、事業の運営や重要なデータの処理など、重要な用途に使用しない。

第4条(テストの内容)

1 テスターは、提供者の求めに従ってベータ版を使用し、通常の方法及び提供者が指定する方法で試す。試す機能又は作業:[[試す機能又は作業。ない場合はなし]]

2 テスターは、不具合、異常終了及び問題を、[[フィードバックの窓口]]を通じて、遅滞なく、再現できる程度に詳しく報告し、提供者が合理的に送る質問又はアンケートに回答する。

3 テスターがどれだけの時間を割くかは、テスターが決める。提供者は週あたり約[[2]]時間を想定するが、これは目安であって義務ではない。

4 テスターは、[[18]]歳以上であること、又は親権者若しくは法定代理人が参加に同意していることを確認する。

第5条(フィードバック)

1 テスターがベータ版について報告し又は提案した内容(以下「フィードバック」という。)は、提供者が対価を支払うことなく、製品及びサービスの改善のために使用することができ、提供者は、テスターを表示し又は提案に従う義務を負わない。テスターは、この目的のために、提供者に対し、フィードバックを世界中で使用する非独占的、永続的かつ使用料無償の権利を付与する。

2 これは、テスター自身のソフトウェア、データ又は商標など、テスターに帰属する他のものを提供者に移転するものではなく、提供者は、テスター自身の作業成果物について権利を取得しない。

3 テスターに対するクレジット表記:[[なし/合意した表記。例:リリースノートへの氏名の記載]]

第6条(秘密保持)

1 ベータ版、その機能、テストの結果、その中で発見された不具合及びセキュリティ上の弱点、並びに提供者がテスターに伝えた非公開の情報は、秘密とする。テスターは、これらをテストのためにのみ使用し、少なくとも合理的な注意をもって管理し、提供者が書面又は電磁的方法により許可しない限り、スクリーンショット、動画、レビュー、ソーシャルメディア、掲示板によるものを含め、公開せず又は他人に伝えない。

2 この義務は、テスト期間中及びその終了後[[3]]年間適用される。テスターの責めによらず公知となった情報、テスターが既に正当に知っていた情報、テスターが独自に開発した情報及び法令により開示を求められた情報は除く。テスターは、秘密を明らかにしない方法で自己の体験を語ることができる。

3 この条項は、テスターが違法な行為を関係機関に通報すること、又は法令が与え放棄できない権利を行使することを妨げない。

第7条(無保証)

1 ベータ版は現状有姿で提供される。ベータ版は未完成であり、不具合を含み、動作を停止し、データを失い又は損ない、若しくは実行する機器に影響を与えることがある。提供者は、ベータ版が動作すること、不具合がないこと、提供が継続されること又は製品として公開されることを約束しない。

2 テスターは、テストの前及びテスト中に自己のデータ及び機器をバックアップし、重要なことにベータ版を頼らないものとする。

3 この条項は、法令がテスターに与え放棄できない権利を制限しない。

第8条(個人情報)

提供者は、テスター及びテスターのベータ版の利用について、次のデータを収集し使用する。[[収集するデータ。例:連絡先、機器情報、利用状況、クラッシュレポート]]

提供者は、このデータを、テストの運営及び改善並びにテスターへの連絡のために使用し、これを補助する者に保護義務を課して伝え、必要な期間に限って保管し、自己に適用される法令に従って取り扱う。ベータ版がファイルなどテスターのコンテンツを取り扱う場合、提供者は、そのコンテンツをベータ版の提供及び改善のためにのみ使用する。テスターは、自己のデータについて提供者に問い合わせることができ、法令が権利を与える範囲で、開示、訂正又は削除を求めることができる。

第9条(無償参加及び謝礼)

1 テスターは無償で参加し、ベータ版について料金を支払わない。提供者は、本契約に定めがない限り、テストの対価をテスターに支払わない。謝礼又は特典がある場合:[[なし/謝礼の内容。例:一定期間の無料利用権や割引とその条件]]

2 テスターは、機器、インターネット接続及び時間など自己の費用を自ら負担する。謝礼を受けたことのみによって、テスターが提供者の従業員又は請負人になるものではない。

第10条(テストの終了)

1 提供者は、いつでもテスターに通知して、テストを変更し、中断し若しくは終了し、又は本契約を終了させることができ、テスターも、いつでも提供者に通知して、参加をやめ、本契約を終了させることができる。

2 テスト期間又は本契約が終了したときは、テスターはベータ版の使用をやめ、アンインストールし、保有する複製及びアクセスコードを削除し、提供者はベータ版を停止することができる。提供者は、個人情報の条項に従い、テスターのコンテンツを削除し又は返還する。

3 フィードバック、秘密保持、無保証及び責任の条項は、終了後も存続する。

第11条(責任)

1 提供者は、データの喪失や機器の損傷を含め、テスターがベータ版を使用して被った損失又は損害について、故意又は重大な過失により生じさせた場合を除き、責任を負わない。本契約のいかなる定めも、人の生命又は身体に対する責任及び法令上制限できない責任を制限せず、放棄できない消費者の権利は引き続き有効である。

2 テスターは、本契約が認めない使用により提供者に生じさせた損害について、適用される法令に従って責任を負う。

第12条(当事者の関係及び公開義務の不存在)

1 テスターは独立した個人として参加し、提供者の従業員、請負人、組合員又は代理人ではなく、提供者を代理して行為する権限を有しない。

2 ベータ版及びこれに関するすべての権利は、提供者に帰属する。提供者は、ソフトウェアを公開し、テストした形で公開し、又は本契約に記載したもの以上のものをテスターに提供する義務を負わない。テスターはテストをする義務を負わず、提供者はフィードバックを使用する義務を負わない。

第13条(一般条項)

1 本契約に基づく通知は、当事者欄に記載した住所又は相手方が通知した別の宛先に、電子メールで行う。

2 本契約は、その対象に関する当事者の完全な合意である。本契約の変更は、当事者が書面又は電磁的方法により合意した場合に限り効力を有する。

3 本契約の一部が、適用される法令により認められず、又は執行できない場合でも、その他の部分は効力を維持し、その一部は、有効な最も近い表現に置き換える。

4 テスターは、提供者の同意なく、本契約に基づく権利又は義務を譲渡してはならない。

第14条(準拠法及び紛争解決)

本契約は、準拠法の欄に記載した法律に従って解釈する。本契約に関する紛争は、当事者がまず誠実に協議して解決を図り、協議が調わないときは、強行法規に別段の定めがある場合を除き、管轄の欄に記載した裁判所を専属的合意管轄裁判所とする。

準拠法

[[適用する法律。例:日本法]]

管轄裁判所

[[紛争を扱う裁判所。例:東京地方裁判所]]

使い方

  1. テンプレートを選ぶ

    このテンプレートを使うボタンを押します。ログインしていないときは、先にログインまたは無料登録をすると、そのままこのテンプレートに戻ります。

  2. 下書きを作る

    新しい契約書の画面が、このテンプレートに印を付けた状態で開きます。テンプレートのカードを押すと下書きができます。当事者Aには会社情報が入り、空欄、相手方、そして代金明細があるテンプレートでは代金明細をご自身で埋めます。

  3. 署名を依頼する

    まずご自身が署名し、そのあと署名者ごとに安全なリンクを送り、アクセスコードは別の方法で伝えます。署名者にアカウントは不要です。

次のステップ

できること・できないこと

QuoteBillで作成されるのは、監査ログ付きの簡易な電子署名です。EU・英国・米国・韓国では、電子的な形式であることだけを理由に署名の効力が否定されることはなく、日本では多くの契約に特別な方式は必要ありません。ただし、紛争になったときに簡易な電子署名が何を証明できるかは裏付けとなる証拠しだいであり、別の方式が必要な書類もあります。

適格電子署名や高度電子署名ではなく、QuoteBillは署名者の本人確認を行いません。あなたが届けたリンクとアクセスコードが使われたことを記録するため、両方を持つ人は署名できます。署名記録には、発行したすべてのリンクと、送信者または署名者が行った各操作について、取得できたIPアドレスとブラウザが記載されます。

別の方式が必要な書類もあります。遺言、多くの不動産の移転、保証、一部の雇用関係の書類は、国によって自筆、公証、または適格な電子署名が必要です。テンプレートはサンプルであり法的助言ではないため、弁護士に確認してください。

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