一部入金の領収書テンプレート

一度の入金を複数の請求書に充てるときの一部入金の領収書テンプレート。請求書ごとの充当額と残額、入金日と支払方法を記入し、双方の帳簿をそろえられます。

無料の一部入金の領収書テンプレートの記入例:架空の会社名、品目、数量、単価、合計が入った1ページ目
サンプルの金額を入れたプレビューです。テンプレート自体は白紙から始まります。

業種別テンプレート

  • 請求書INV-2026-0412への一部入金
  • 請求書INV-2026-0377の残額精算
  • INV-2026-0377の延滞手数料(合意済み)

作成ガイド

進め方の例

  1. 入金と請求書の照合

    例:「請求書INV-2026-0412への一部入金」の入金を対象の請求書と照合し、請求書番号、受領金額、残額を確認します。

  2. 支払い内容の記録

    支払日、支払方法、受領金額を入力し、「INV-2026-0377の延滞手数料(合意済み)」まで今回の支払いに含まれる項目を確認します。

  3. 領収書の送付

    取引先に領収書を送り、請求書を支払済みにします。残額がある場合、その請求書は未完了のままにします。

分割で支払うお客様の入金は、きれいに割り切れることがあまりありません。1回の振込が、ある請求書の半分と以前の請求書の残額、少額の手数料をまとめて含むこともあります。一部入金の領収書は、そのお金をどこに充てたかを記録し、その後もお客様と自社の帳簿で同じ残高が見えるようにする書類です。このテンプレートは請求書ごとに番号付きの行を設け、各請求書の残額は備考に書きます。

記載する項目

納品物と作業項目
請求書INV-2026-0412への一部入金, 請求書INV-2026-0377の残額精算, INV-2026-0377の延滞手数料(合意済み):今回の支払いで精算した項目を、元の請求書の記載どおりに記入します。
請求書INV-2026-0412への一部入金
請求書番号を書き、今回の入金後に残る金額を明細か備考に記します。
請求書INV-2026-0377の残額精算
以前の請求書がこれで精算済みになったことを書き、お客様が自社の帳簿でその請求書を締められるようにします。
INV-2026-0377の延滞手数料(合意済み)
延滞手数料は取引条件や書面の合意に定めがある場合だけ受け取り、どの請求書に対するものかを書きます。
支払いの内容
支払日、支払方法(振込・カード・現金)、実際に受け取った金額をそのまま記録します。
対象の請求書
この支払いで精算した請求書の番号を記載し、一部入金の場合は残額を明記します。
具体的に確認する範囲
入金をどの請求書にいくら充てたか、請求書ごとの残額、入金日と支払方法を書き、双方の帳簿が一致するようにします。

送付前の確認事項

  • 「請求書INV-2026-0412への一部入金」は、今回精算する請求書の明細と一致していますか。
  • 「請求書INV-2026-0377の残額精算」の代金は、全額か一部かを問わず実際に入金されていますか。
  • 「INV-2026-0377の延滞手数料(合意済み)」を受領した金額で記載し、残額があれば明記しましたか。
あと3件を表示
  • 入金を確認してから領収書を発行します。
  • 受領金額が請求額と一致するかを確認し、差額があれば残額または過入金として記載します。
  • 精算した請求書の番号を記載し、領収書番号は別の連番で管理します。

記入例:1回の振込を2枚の請求書に充てる

金額は例です。お客様には請求書0412の40万円と、請求書0377の残り4万2千円、合意済みの延滞手数料2,500円の支払いがあります。1回の振込で、1枚目の一部と2枚目の全額が支払われました。

記入例:1回の振込を2枚の請求書に充てる
品目数量 × 単価金額
請求書INV-2026-0412への一部入金1 × 150,000円150,000円
請求書INV-2026-0377の残額精算1 × 42,000円42,000円
INV-2026-0377の延滞手数料(合意済み)1 × 2,500円2,500円
請求合計194,500円
受領額194,500円
残額0円

領収書は受け取った194,500円を確認します。請求書0377と手数料は精算済みとなり、請求書0412については40万円から今回充てた15万円を引いた25万円が残っていると備考に書きます。

一部入金でよくある間違い

  • 実際の入金額ではなく、支払うはずだった分割額を書く
  • お客様が古い請求書を指定したのに新しい請求書に充てる
  • 残額を書かず、お客様に完済したと思わせてしまう
  • 請求書で計上済みの消費税を領収書でもう一度加える
  • 複数回の分割入金に同じ領収書番号を使う

書類に記載が必要な項目

領収書に次の項目がそろっていると、取引先の承認も申告資料の整理もスムーズになります。

  • 発行者の名称と住所(登録している場合は登録番号)
  • 領収書番号と発行日(代金を受け取った日)
  • 支払った方の名称(宛名)
  • 支払方法(振込、カード、現金)
  • 但し書き(何の代金か)と、精算した請求書の番号
  • 受領金額(消費税を含む場合はその税額を区分)
  • 一部入金の場合は残額
  • 営業に関する紙の領収書は、受取金額が5万円以上(消費税額を区分して記載した場合は税抜金額で判定)なら収入印紙が必要です。PDFなど電子データで送る領収書には印紙税はかかりません。

この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。

税率の公式出典: Japan NTA: consumption tax rates

記載事項の詳細: 領収書に収入印紙は必要?5万円の基準・税額表・貼り忘れ

よくある質問

一部入金はどの請求書から先に充てればよいですか?

振込の摘要などでお客様が指定していれば、その指示に従います。指定がなければ古い請求書から充てる会社が多いので、どの順で充てたかを領収書に書いておきます。

分割で受け取るたびに領収書を発行しますか?

はい。入金ごとに番号と日付の異なる領収書を発行します。備考にこれまでの入金累計を書いておくと、最新の領収書だけで全体の流れが分かります。

お客様が約束の分割額より少なく払った場合は?

約束した額ではなく、実際に入金された額を書きます。不足額は備考に記し、いつ補うかを改めて書面で取り決めます。

一部入金の領収書は適格請求書の代わりになりますか?

なりません。すでに発行した請求書に対する入金の確認であり、消費税はその請求書の側で示しています。領収書で税額を重ねて計上しないでください。

振込手数料が差し引かれて入金が少ない場合は?

実際に受け取った金額を書き、差額は備考に記します。その差額を改めてお客様に求めるかどうかは取引条件で決めます。

このテンプレートの税額はどのように計算しますか。

この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。エディターが税抜金額、税額、合計を分けて保持し、数量や単価、国の設定を変更すると三つとも計算し直します。

デザインや色は変えられますか。

はい。エディターで印刷のレイアウトと書類の色を選び直せます。変えても金額は変わらず、PDF・ワード・エクセルのファイルも選んだレイアウトに従います。

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