住宅増築工事見積書テンプレート

住宅増築工事の見積書テンプレート。基礎、壁体、屋根、窓の予定額、内装を工程ごとに分けて記入し、承諾後は工程ごとの請求書にそのままつなげられます。

無料の住宅増築工事見積書テンプレートの記入例:架空の会社名、品目、数量、単価、合計が入った1ページ目
サンプルの金額を入れたプレビューです。テンプレート自体は白紙から始まります。

業種別テンプレート

  • 土工事・基礎工事
  • 壁体工事(軒桁の高さまで)
  • 屋根の骨組み・仕上げ・雨どい
  • 窓・折れ戸(予定額)
  • 内装仕上げ:左官・床下地・電気

作成ガイド

進め方の例

  1. 範囲と数量の確認

    例:「土工事・基礎工事」から必要な数量と顧客支給の資料を確認し、項目ごとの完了基準を合意します。

  2. 見積書の確認と承認

    「内装仕上げ:左官・床下地・電気」の検収方法と全項目の数量、対象外の範囲、見積書の有効期限を顧客と確認し、承認された版を保管します。

  3. 納品後の請求準備

    完了数量、現場写真、合意した試験結果と残りの手直し作業を確認します。 合意した段階が完了したら、実際の数量と承認された変更内容で請求書を作成します。

住宅増築の見積書は、既存の家に新しい部屋を建て増す工事を、基礎の掘削から最後の左官まで金額で示す書類です。規模が大きく支払いも分割になるため、土工事・壁体・屋根・開口部・内装という施工順の構成がいちばん分かりやすくなります。このテンプレートは工程ごとに行を設けて後で工程ごとの請求に移せるようにし、大きな窓は決定が遅く価格差も大きいため予定額にしています。

記載する項目

納品物と作業項目
土工事・基礎工事, 壁体工事(軒桁の高さまで), 屋根の骨組み・仕上げ・雨どい, 窓・折れ戸(予定額), 内装仕上げ:左官・床下地・電気:各項目の予定数量と納品範囲を記載します。
土工事・基礎工事
想定した基礎の深さと地盤の種類を書きます。それより深くなれば追加工事であることが明確になります。
壁体工事(軒桁の高さまで)
断熱入りの二重壁と既存の家に合わせた外装れんがなど、壁の構成を書きます。
屋根の骨組み・仕上げ・雨どい
陸屋根か勾配屋根か、仕上げ材は何か、雨水をどこへ流すかを書きます。
窓・折れ戸(予定額)
開口部ごとの予定額と想定寸法を書き、施主がドア製品をその額と比べられるようにします。
内装仕上げ:左官・床下地・電気
含まれるコンセント・照明・暖房の箇所数を書き、床材と内装仕上げを施主側で行うかも示します。
現場と実測数量
現場の所在地、作業区画、面積・長さ・数量、現場に入れる時間帯を記載します。
資材と工程の範囲
資材の仕様、工賃、解体・廃棄・原状回復の扱い、工程ごとの完了基準を決めます。
具体的に確認する範囲
増築工事は支払いの順序と同じ工程ごとに分けて記入し、基準とした図面の改訂番号、予定額の項目、施主が自分で行う作業を明記します。

送付前の確認事項

  • 「土工事・基礎工事」に、含む範囲と価格の前提となる数量を書いていますか。
  • 取引先は「壁体工事(軒桁の高さまで)」を、含まない範囲まで同じ意味で読めますか。
  • 「屋根の骨組み・仕上げ・雨どい」の価格を、見積の有効期限の最終日まで守れますか。
あと5件を表示
  • 「窓・折れ戸(予定額)」に、含む範囲と価格の前提となる数量を書いていますか。
  • 取引先は「内装仕上げ:左官・床下地・電気」を、含まない範囲まで同じ意味で読めますか。
  • 実測や図面変更で数量が変わった場合の承認手順を決めます。
  • 顧客支給の資材と、他社が先に終える作業を確認します。
  • 見積書の有効期限、顧客の承認方法、段階ごとの支払条件を確認します。

記入例:家の裏手の平屋増築

金額は例で、税率は10%です。工務店が家の裏手にキッチンを広げる増築を5つの工程で見積もり、窓は予定額としています。

記入例:家の裏手の平屋増築
品目数量 × 単価金額
土工事・基礎工事1 × 920,000円920,000円
壁体工事(軒桁の高さまで)1 × 1,480,000円1,480,000円
屋根の骨組み・仕上げ・雨どい1 × 1,130,000円1,130,000円
窓・折れ戸(予定額)1 × 740,000円740,000円
内装仕上げ:左官・床下地・電気1 × 860,000円860,000円
小計5,130,000円
消費税 (10%)513,000円
合計5,643,000円

5工程の税抜合計は5,130,000円、税率10%の消費税513,000円を加えて見積合計は5,643,000円です。各工程は完了するたびに個別に請求できます。

増築の見積書で抜けやすい点

  • 想定した地盤条件を書かずに基礎の金額を決める
  • 既存の家とつなぐ開口とその上の梁を忘れる
  • 窓を壁体の行に混ぜ、ドアを変えるたびに全体の金額が変わる
  • 図面で既に分かる排水管の切り回しを抜かす
  • 必要な許可がそろっているか確かめる前に着工日を約束する

書類に記載が必要な項目

見積書に次の項目がそろっていると、取引先の承認も申告資料の整理もスムーズになります。

  • 自社の名称、住所、登録番号
  • 取引先の名称と住所
  • 作成年月日と、重複しない書類番号
  • 品目ごとの数量、単価、金額
  • 税抜金額と税額を分けた表示、および合計金額
  • 支払条件(支払期日、振込先、利用できる支払方法)
  • 適格請求書(インボイス)として使う場合は、登録番号、取引年月日、税率ごとに区分した合計額と適用税率、税率ごとの消費税額が必要です。軽減税率8%の品目があるときは10%と分けて記載します。QuoteBillは1つの書類に1つの税率を適用するため、10%の品目と8%の品目は書類を分けて発行してください。

この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。

税率の公式出典: Japan NTA: consumption tax rates

記載事項の詳細: 適格請求書(インボイス)の記載事項

よくある質問

掘ってみたら地盤が想定より悪かった場合はどうしますか?

基礎の金額は想定した地盤が前提なので、たとえば固い粘土層で深さ1mといった前提を書いておきます。より深い掘削、木の根、現場で見つかった排水管は、事前に記載した単価で変更工事として扱います。

この見積書を工程ごとの支払いとどう結び付けますか?

工程の行をそのまま支払予定とし、各工程の完了時にいくら支払われるかを備考に書きます。請求は工程ごとに別の請求書にし、QuoteBillでは承諾済みの見積書を請求書に変換して最初の工程だけを残せます。

どの行を予定額として示すべきですか?

施主がまだ選んでいないものや、現場でまだ分からないもの、たとえば窓、新しい部屋のキッチン設備、基礎の追加の深さです。それぞれに金額を決め、実際の費用が請求書でその額に置き換わると説明します。

建築確認について見積書に書くべきことはありますか?

必要かどうかは地域の決まりと増築の規模によるため、判断はせずに触れるだけにします。確認済証などを取得したか、誰が取得したか、着工日がそれ次第であることを記録しておきます。

このテンプレートの税額はどのように計算しますか。

この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。エディターが税抜金額、税額、合計を分けて保持し、数量や単価、国の設定を変更すると三つとも計算し直します。

書類番号はどのように付きますか。

QuoteBillが新しい書類ごとに重複しない番号を自動で付けます。会員は設定でQUO-2026-0001のような連番に切り替えられ、連番は書類の種類ごとに続き、暦年ごとに最初から始まります。手で入力した番号はそのまま残ります。

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