EPCプラント設備の前払い用プロフォーマインボイステンプレート
プラント設備の契約時の前払い金を請求するためのプロフォーマインボイステンプレート。設計、設備、予備品、監督を分けて値付けし、前払いの割合と支払いの節目を記入できます。

業種別テンプレート
- 詳細設計と承認用図面
- スキッド一体型水処理設備(3セット)
- 2年分の運転用予備品パッケージ
- 据付監督と試運転(技術者1人1日あたり)
作成ガイド
進め方の例
品目と貿易条件の確定
例:「詳細設計と承認用図面」の数量と単価を確定し、貿易条件、輸送、保険を決めます。
有効期限を入れて送付
「据付監督と試運転(技術者1人1日あたり)」まで全項目を確認し、有効期限と前払いの振込先を記載して買い手に送ります。
入金・出荷後に請求書を発行
買い手の入金または出荷の後、プロフォーマインボイスから請求書を作成します。プロフォーマは買い手が受け入れた条件としてそのまま残ります。
プラント設備の買い手が納入時に一括で支払うことはまれです。契約時に前払い金を払い、その見返りとして供給者の銀行保証を求めることもあり、残りは節目ごとに支払います。プロフォーマインボイスは、買い手の経理がその前払い金を支払う根拠となる書類です。このテンプレートは設計、設備本体、予備品、監督を分け、各段階の支払いがどの行に当たるかを示せるようにします。
記載する項目
- 納品物と作業項目
- 詳細設計と承認用図面, スキッド一体型水処理設備(3セット), 2年分の運転用予備品パッケージ, 据付監督と試運転(技術者1人1日あたり):供給予定の商品やサービスと数量を、実際に請求する単価で記載します。
- 詳細設計と承認用図面
- 買い手の承認が必要な図面と計算書を一覧にします。承認に連動する支払いは、一覧があいまいだと止まってしまいます。
- スキッド一体型水処理設備(3セット)
- 能力、セット数、スキッドごとの内容を書きます。範囲が変わったとき、最初の行が明確なほうが追加分の値付けがしやすくなります。
- 2年分の運転用予備品パッケージ
- 予備品は運転時間または番号付きの一覧で定め、設備と同時に送るのか別送なのかを書きます。
- 据付監督と試運転(技術者1人1日あたり)
- 日額単価、含まれる日数、出張費と宿泊費の負担者を決めます。追加の日数は同じ単価で請求します。
- 貿易条件
- 貿易条件(インコタームズと指定地など)、輸送方法、保険をどちらが負担するかを記載します。
- 有効期限と前払い
- 価格の有効期限と、前払いを求める場合は買い手の振込先を記載します。
- 具体的に確認する範囲
- 契約番号を書き、前払い金を総額に対する割合で示し、残りの支払いを図面承認、出荷、試運転といった節目に結びつけて書きます。
送付前の確認事項
- 「詳細設計と承認用図面」の数量・単価・通貨は買い手の注文と一致していますか。
- 輸入許可に必要なら、「スキッド一体型水処理設備(3セット)」の説明にHSコードと原産国を入れましたか。
- 前払いが届いたら、「2年分の運転用予備品パッケージ」を記載どおりの数量で出荷できますか。
あと4件を表示
- 「据付監督と試運転(技術者1人1日あたり)」の数量・単価・通貨は買い手の注文と一致していますか。
- 数量、単価、通貨が買い手の注文や見積依頼と一致しているかを確認します。
- 輸入許可に必要な場合は、品目の説明にHSコードと原産国を加えます。
- 有効期限、貿易条件、前払いの振込先と、正式な請求書ではない旨の表示を確認します。
記入例:水処理設備パッケージの前払い金
金額は例で、プラントの輸出なので税金はありません。供給者が設計、水処理スキッド3セット、2年分の予備品パッケージ、監督技術者20人日の価格を示し、契約は前払い金を総額の20%と定めています。
| 品目 | 数量 × 単価 | 金額 |
|---|---|---|
| 詳細設計と承認用図面 | 1 × 3,800,000円 | 3,800,000円 |
| スキッド一体型水処理設備(3セット) | 3 × 6,400,000円 | 19,200,000円 |
| 2年分の運転用予備品パッケージ | 1 × 1,450,000円 | 1,450,000円 |
| 据付監督と試運転(技術者1人1日あたり) | 20 × 78,000円 | 1,560,000円 |
| 合計 | 26,010,000円 | |
4行の合計は26,010,000円で、プロフォーマの総額は26,010,000円です。前払い金の請求書は後でこの総額の20%を請求し、残りは契約の節目ごとに、これらの行を指して支払われます。
プラント設備の前払い用プロフォーマでよくある間違い
- 契約参照番号を書かず、買い手の経理が前払い金を契約と照合できない
- 前払い金だけを示し、その割合の基になる総額を隠してしまう
- 銀行が保証書の文言に合意する前に、保証書の発行日を約束する
- 設備を1行にまとめてしまい、後の範囲変更の値付けが難しくなる
- 見込みの監督日数を確定のように書き、単価を示さずに追加日数を請求する
書類に記載が必要な項目
プロフォーマインボイスに次の項目がそろっていると、取引先の承認も申告資料の整理もスムーズになります。
- 売り手と買い手の名称・住所
- プロフォーマインボイス番号と発行日
- 品目ごとの数量と単価(輸入許可に必要なら、品目の説明にHSコードと原産国)
- 貿易条件(インコタームズなど)、輸送と保険
- 支払条件と前払いの振込先
- プロフォーマの有効期限
- 正式な請求書(適格請求書)ではない旨の表示
この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。
税率の公式出典: Japan NTA: consumption tax rates
よくある質問
契約番号はどこに書きますか?
契約参照番号の欄に入れるとプロフォーマに印刷され、前払い金の横の条件欄にももう一度書きます。買い手の経理は通常、プロフォーマ単体ではなく契約ごとに支払いを照合します。
プロフォーマは前払い金だけを示しますか、全体の価格を示しますか?
全体の価格を示します。前払い金はその一部で、「契約時に何パーセント」のように条件欄に書きます。前払い金の請求書はその割合だけを請求します。
まだ分からない監督の日数はどう値付けしますか?
見込みの日数に固定の日額を掛けて書き、それを超えて働いた日は同じ日額で請求すると明記します。最初の金額が見込みだと双方が分かります。
前払い保証もプロフォーマに書きますか?
条件欄に保証の金額と効力が生じる日を書きます。保証は銀行が別に発行するので、日付を約束する前に文言を銀行と確認してください。
前払いの後で範囲が変わったらどうしますか?
変更後の行を示した修正版のプロフォーマを新しい番号で出し、置き換える元の書類を明記します。すでに払われた前払い金は、修正後の総額から差し引きます。
このテンプレートの税額はどのように計算しますか。
この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。エディターが税抜金額、税額、合計を分けて保持し、数量や単価、国の設定を変更すると三つとも計算し直します。
他の言語や通貨でも使えますか。
はい。書類の言語は33言語から選べ、国の設定を変えると通貨、日付の表記、税率もあわせて変わります。
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