建築設計料請求書テンプレート

建築設計料を段階ごとに請求するテンプレート。基本計画や確認申請の段階を約定設計料の割合で記載し、追加の打合せと立替えた手数料を分けて書けます。

無料の建築設計料請求書テンプレートの記入例:架空の会社名、品目、数量、単価、合計が入った1ページ目
サンプルの金額を入れたプレビューです。テンプレート自体は白紙から始まります。

業種別テンプレート

  • 基本計画段階(約定設計料の15%)
  • 確認申請図書段階(約定設計料の20%)
  • 施主の依頼による追加の現地打合せ
  • 図面出力費と立替えた申請手数料

作成ガイド

進め方の例

  1. 範囲と数量の確認

    例:「基本計画段階(約定設計料の15%)」の承認内容と作業記録を照合し、今回の請求に含める数量を確認します。

  2. 納品と検収の記録

    「図面出力費と立替えた申請手数料」まで各項目の完了状況を確認します。完了数量、現場写真、合意した試験結果と残りの手直し作業を確認します。

  3. 請求内容の送付

    最終的な請求内容、納品の参照情報、支払期日を顧客に送付し、入金時は該当する請求書番号で照合します。

建築の設計料は一括で受け取ることはまれです。設計契約では設計料を段階ごとに分け、請求書ごとに前回以降に完了した段階を請求するのが一般的です。このテンプレートは各段階を割合とともに記載して施主が契約書と照合できるようにし、契約外の追加打合せや立替えた出力費・申請手数料は別の行に分けます。

記載する項目

納品物と作業項目
基本計画段階(約定設計料の15%), 確認申請図書段階(約定設計料の20%), 施主の依頼による追加の現地打合せ, 図面出力費と立替えた申請手数料:実際に提供した数量と作業期間を記録します。
基本計画段階(約定設計料の15%)
設計契約書にある段階名と割合をそのまま使い、その段階の図面を施主に渡してから請求します。
確認申請図書段階(約定設計料の20%)
どの申請のための図書かを書きます。融資先の金融機関がこの段階を個別に確認することがよくあります。
施主の依頼による追加の現地打合せ
追加の打合せごとに日付と目的を書き、設計料に含まれる回数を超えたことを明記します。
図面出力費と立替えた申請手数料
申請手数料は窓口の領収書の金額どおりに請求し、控えを残します。立替金への消費税の扱いは別途確認します。
現場と実測数量
現場の所在地、作業区画、面積・長さ・数量、現場に入れる時間帯を記載します。
資材と工程の範囲
資材の仕様、工賃、解体・廃棄・原状回復の扱い、工程ごとの完了基準を決めます。
具体的に確認する範囲
完了した設計段階ごとに約定設計料に対する割合で請求し、追加の打合せや立替金は別の行に分け、これまでの請求累計も示します。

送付前の確認事項

  • 「基本計画段階(約定設計料の15%)」の数量は、最初の見積もりではなく実際に納めた数ですか。
  • 「確認申請図書段階(約定設計料の20%)」の単価は取引先と合意した金額で、変更は承認済みですか。
  • 「施主の依頼による追加の現地打合せ」は完了・検収済みですか。まだなら次回の請求に回しますか。
あと4件を表示
  • 「図面出力費と立替えた申請手数料」の数量は、最初の見積もりではなく実際に納めた数ですか。
  • 実測や図面変更で数量が変わった場合の承認手順を決めます。
  • 顧客支給の資材と、他社が先に終える作業を確認します。
  • 発注書または承認記録と完了内容を照合し、支払期日とすでに受け取った金額を確認します。

記入例:戸建住宅の設計の2段階分

金額は例で、税率は10%です。設計契約の設計料は400万円です。基本計画と確認申請図書の段階が完了し、施主の依頼で現地打合せを2回追加し、図面の出力費を立替えました。

記入例:戸建住宅の設計の2段階分
品目数量 × 単価金額
基本計画段階(約定設計料の15%)1 × 600,000円600,000円
確認申請図書段階(約定設計料の20%)1 × 800,000円800,000円
施主の依頼による追加の現地打合せ2 × 28,000円56,000円
図面出力費と立替えた申請手数料1 × 18,500円18,500円
小計1,474,500円
消費税 (10%)147,450円
合計1,621,950円

4行の合計は1,474,500円、消費税は147,450円、請求額は1,621,950円です。残りの設計料65%は備考に書き、今後の請求を施主が見通せるようにします。

建築設計料の請求書でよくある間違い

  • 施主が図面を受け取る前にその段階を請求する
  • 段階の割合を丸めて、合計しても設計料全体と一致しなくなる
  • 設計料に含まれている打合せを追加で請求する
  • 窓口の領収書なしで申請手数料を請求する
  • 請求累計を書かず、残りの設計料が分からなくなる

書類に記載が必要な項目

請求書に次の項目がそろっていると、取引先の承認も申告資料の整理もスムーズになります。

  • 自社の名称、住所、登録番号
  • 取引先の名称と住所
  • 作成年月日と、重複しない書類番号
  • 品目ごとの数量、単価、金額
  • 税抜金額と税額を分けた表示、および合計金額
  • 支払条件(支払期日、振込先、利用できる支払方法)
  • 適格請求書(インボイス)として使う場合は、登録番号、取引年月日、税率ごとに区分した合計額と適用税率、税率ごとの消費税額が必要です。軽減税率8%の品目があるときは10%と分けて記載します。QuoteBillは1つの書類に1つの税率を適用するため、10%の品目と8%の品目は書類を分けて発行してください。

この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。

税率の公式出典: Japan NTA: consumption tax rates

記載事項の詳細: 適格請求書(インボイス)の記載事項

よくある質問

前回までに請求した段階はどう示せばよいですか?

備考に前回の請求書番号とともに段階を書き、これまでの請求累計を示します。明細を今回の段階だけにすると、施主が残りの設計料をすぐに把握できます。

基本計画の後で施主が計画を中止したらどうしますか?

完了した段階と、次の段階で既に行った作業を、契約書の解除条項に沿って請求します。根拠となる条項を備考に書くと、請求額を確認しやすくなります。

工事費の見込みが上がったら設計料も変わりますか?

設計料を工事費に対する料率で決め、契約書で見込み工事費に連動すると定めている場合だけです。その場合は段階の割合を掛ける前に、新しい算定基準額を備考に示します。

図面の出力費は実費ですか、手数料を上乗せできますか?

契約書の経費の定めに従います。実費とあれば出力業者の請求額どおりに、取扱手数料を認めていればその分を別の行に書きます。

このテンプレートの税額はどのように計算しますか。

この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。エディターが税抜金額、税額、合計を分けて保持し、数量や単価、国の設定を変更すると三つとも計算し直します。

請求書番号はどのように付けますか。

事業ごとに途切れのない連番を使い、同じ番号を再利用しません。すでに送った請求書は削除せず、訂正の書類を発行します。

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