パッケージデザインの見積書テンプレート
パッケージデザインの見積書テンプレート。売場調査、3方向のデザイン案、抜き型に合わせたサイズ別の本デザイン、モックアップ、入稿データと色校正を分けて見積もれます。

業種別テンプレート
- 売場と競合商品の調査
- デザイン案(3方向)
- 印刷会社の抜き型に合わせた本デザイン(1サイズあたり)
- 承認用の実物モックアップ
- 入稿データの作成と色校正の確認
作成ガイド
進め方の例
範囲と数量の確認
例:「売場と競合商品の調査」から必要な数量と顧客支給の資料を確認し、項目ごとの完了基準を合意します。
見積書の確認と承認
「入稿データの作成と色校正の確認」の検収方法と全項目の数量、対象外の範囲、見積書の有効期限を顧客と確認し、承認された版を保管します。
納品後の請求準備
承認された版とファイル一覧を引き渡し、使用範囲と修正の完了を確認します。 合意した段階が完了したら、実際の数量と承認された変更内容で請求書を作成します。
パッケージは、デザイナーが左右できない二つの場所、混み合った売場と印刷機の上で機能しなければなりません。そのためパッケージの見積もりはロゴより長くなります。売場と競合品の確認から始め、いくつかの案を経て、選んだ方向をサイズごとに印刷会社の抜き型に合わせた本デザインに落とし込み、実物のモックアップで確かめます。このテンプレートは各段階に価格を付け、サイズや試作が増えても価格が明確になるようにします。
記載する項目
- 納品物と作業項目
- 売場と競合商品の調査, デザイン案(3方向), 印刷会社の抜き型に合わせた本デザイン(1サイズあたり), 承認用の実物モックアップ, 入稿データの作成と色校正の確認:各項目の予定数量と納品範囲を記載します。
- 売場と競合商品の調査
- どの店舗や通販ページを見るか、簡単な写真レポートなど顧客が何を受け取るかを書きます。
- デザイン案(3方向)
- 見せる方向の数と、選んだ案の修正回数を書き、それを超えると追加料金になることを示します。
- 印刷会社の抜き型に合わせた本デザイン(1サイズあたり)
- 本デザインの前に印刷会社から抜き型をもらいます。表示の文言とバーコードは顧客が用意し、デザイナーは配置します。
- 承認用の実物モックアップ
- モックアップの数と素材、顧客への送料を誰が負担するかを書きます。
- 入稿データの作成と色校正の確認
- 印刷会社の校正をデータと照合するか、本刷り前に誰が最終承認するかを書きます。
- 数量と納品形式
- ページ数、点数、文字数または再生時間と、最終ファイル形式、編集可能な元データを含むかどうかを記録します。
- 確認と使用範囲
- 初稿の承認者、修正回数、使用する媒体と期間、外部素材の手配担当を決めます。
- 具体的に確認する範囲
- 抜き型ごとに新しい作業になるので本デザインはサイズ別に価格を付け、抜き型と表示の文言を誰が用意するかを示し、本刷り前の校正確認を含めます。
送付前の確認事項
- 「売場と競合商品の調査」に、含む範囲と価格の前提となる数量を書いていますか。
- 取引先は「デザイン案(3方向)」を、含まない範囲まで同じ意味で読めますか。
- 「印刷会社の抜き型に合わせた本デザイン(1サイズあたり)」の価格を、見積の有効期限の最終日まで守れますか。
あと5件を表示
- 「承認用の実物モックアップ」に、含む範囲と価格の前提となる数量を書いていますか。
- 取引先は「入稿データの作成と色校正の確認」を、含まない範囲まで同じ意味で読めますか。
- 初稿の承認後に方向性を変更する場合、どこから追加作業として扱うかを決めます。
- 編集可能な元データと最終納品データのそれぞれについて、納品対象かどうかを確認します。
- 見積書の有効期限、顧客の承認方法、段階ごとの支払条件を確認します。
記入例:3サイズの紅茶ブランド
金額は例で、税率は10%です。デザイナーが売場調査、3方向のデザイン案、抜き型に合わせた箱3サイズの本デザイン、実物のモックアップ2つ、色校正の確認を含む入稿データを見積もります。
| 品目 | 数量 × 単価 | 金額 |
|---|---|---|
| 売場と競合商品の調査 | 1 × 90,000円 | 90,000円 |
| デザイン案(3方向) | 1 × 240,000円 | 240,000円 |
| 印刷会社の抜き型に合わせた本デザイン(1サイズあたり) | 3 × 65,000円 | 195,000円 |
| 承認用の実物モックアップ | 2 × 18,000円 | 36,000円 |
| 入稿データの作成と色校正の確認 | 1 × 45,000円 | 45,000円 |
| 小計 | 606,000円 | |
| 消費税 (10%) | 60,600円 | |
| 合計 | 666,600円 | |
5行の合計は606,000円、消費税は60,600円、見積額は666,600円です。印刷は顧客が直接発注するので、この金額には含まれません。
パッケージデザインの見積書でよくある間違い
- すべてのサイズを一つの仕事として価格を付け、サイズが増えるたびに揉める
- 印刷会社から抜き型をもらう前に本デザインを始める
- 顧客が用意すべき法定表示や原材料の文言の責任を負う
- モックアップを省き、問題が刷り上がった製品で初めて見つかる
- 印刷代をデザイン料に混ぜる
書類に記載が必要な項目
見積書に次の項目がそろっていると、取引先の承認も申告資料の整理もスムーズになります。
- 自社の名称、住所、登録番号
- 取引先の名称と住所
- 作成年月日と、重複しない書類番号
- 品目ごとの数量、単価、金額
- 税抜金額と税額を分けた表示、および合計金額
- 支払条件(支払期日、振込先、利用できる支払方法)
- 適格請求書(インボイス)として使う場合は、登録番号、取引年月日、税率ごとに区分した合計額と適用税率、税率ごとの消費税額が必要です。軽減税率8%の品目があるときは10%と分けて記載します。QuoteBillは1つの書類に1つの税率を適用するため、10%の品目と8%の品目は書類を分けて発行してください。
この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。
税率の公式出典: Japan NTA: consumption tax rates
記載事項の詳細: 適格請求書(インボイス)の記載事項
よくある質問
パッケージの原材料表示が間違っていたら誰の責任ですか?
法定の表示と原材料の文言は顧客が用意して承認し、デザイナーは受け取ったとおりに配置します。備考にその旨を書き、入稿前に文言の書面での承認をもらいます。
承認後に顧客が4つ目のサイズを追加したら、何を見積もりますか?
新しい抜き型に合わせた本デザインをサイズ単価で、必要ならモックアップも見積もります。サイズごとに行が分かれているので、追加分の価格を付けやすくなります。
印刷代も見積書に入れますか?
通常は顧客が印刷会社に直接発注します。印刷まで管理する場合は、部数、素材、加工を書いて、デザイン料とは別の行で見積もります。
一つのデザインを共有する味違いのシリーズも見積もれますか?
できます。基本のデザインを1回分見積もり、味ごとの展開は展開デザインの行にします。同じ抜き型で色と文言を変える作業は、新しいサイズより手間が少なくなります。
このテンプレートの税額はどのように計算しますか。
この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。エディターが税抜金額、税額、合計を分けて保持し、数量や単価、国の設定を変更すると三つとも計算し直します。
取引先にメールで送れますか。
はい、お使いのメールアプリから送れます。無料アカウントでログインすると、エディターのダウンロードメニューに書類をメールで送る項目があり、書類の内容を書いたメールの下書きがメールアプリに開きます。QuoteBillからは送信しないので、PDFを保存して添付してから送ってください。
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