会費の領収書テンプレート(町内会・任意団体・サークル)
町内会・自治会、PTA、サークルなど任意団体の会費の領収書テンプレート。年会費、入会金、合宿・行事費を、会員名、対象年度、受け取った会計担当者とともに記載します。エクセル・ワード・PDFに対応。

業種別テンプレート
- 年会費
- 入会金
- 合宿・行事費
会費の領収書の書き方(町内会・任意団体・サークル)
進め方の例
会費の行を書く
「年会費」から、対象年度、総会で決めた金額、支払った会員を書きます。
ほかの支払いを足す
入会金と行事の行を「合宿・行事費」まで、それぞれの金額とともに足し、その会員が払っていない行は消します。
渡して記録する
会員に領収書を渡して控えを残し、団体の現金出納帳に領収書番号とともに入金を記録します。
町内会・自治会、サークル、保護者会の会計係が、会合の場で、戸別に回って、あるいは振込を受けたあとに書く領収書で、会員によって会費が違うこともよくあります。基準は会員名簿で、どの領収書も名簿の名前と一致させ、控えは会計帳簿に綴じます。会費は会計係ではなく団体のお金なので、領収書の記録がはっきりしていてこそ、次の会計係が帳簿を問題なく引き継げます。
記載する項目
- 納品物と作業項目
- 年会費, 入会金, 合宿・行事費:年会費、初回だけの入会金、合宿や行事の費用を別々の行にし、それぞれの金額が何の支払いかを会員が確認できるようにします。
- 年会費
- 学生やシニアの割引など会員によって会費が違うなら、どの区分の会費かをその行に書きます。
- 入会金
- 新しい会員の最初の領収書に1回だけ載せ、以後の更新の領収書には載せません。
- 合宿・行事費
- 合宿や行事の名前と日付を書きます。中止になったとき、この行で誰にいくら返すかが分かります。
- 団体名と会計担当者
- 会員に通じる団体の名称、団体の連絡先、お金を受け取った会計担当者や役員の氏名を書きます。法人でない団体は、団体名に会計担当者の氏名を添えると、だれが発行したかが分かります。
- 宛名と対象期間
- 会員名簿どおりの氏名(世帯ごとの会費なら世帯主名)を宛名にし、「2026年度 町内会費として」のような但し書きの言葉は、品目や説明に対象の年度と内容が分かるように書きます。
- 具体的に確認する範囲
- 会員の氏名、会費の対象年度または期間、団体名と受け取った会計担当者を書き、寄付や行事の参加費は会費と別の行に分けます。
送付前の確認事項
- 「年会費」は、今回精算する請求書の明細と一致していますか。
- 「入会金」の代金は、全額か一部かを問わず実際に入金されていますか。
- 「合宿・行事費」を受領した金額で記載し、残額があれば明記しましたか。
あと3件を表示
- 領収書には年度を通した連番を付け、控えや複写の写しは現金出納帳と一緒に保管します。
- 寄付金、行事の参加費、会費は別の行に分けます。総会の会計報告でも分けて報告することが多いためです。
- 渡す前に会員名簿と金額を照らし合わせ、会費の一部だけを受け取った会員は残額を記録しておきます。
会費の領収書の書き方:記入例
金額は例です。4月に入会した会員が、年会費、入会金、夏の合宿費をまとめて現金で支払った場面です。1枚の領収書に3つの行を書き、全額を受け取ったことを示します。
- 明細:年会費、入会金、合宿・行事費を1行ずつ書きます。
- 受領額:4月の例会で、現金で9,600円を受け取りました。
- 残額:この年度に残る支払いはないので、残額は0円です。
| 品目 | 数量 × 単価 | 金額 |
|---|---|---|
| 年会費 | 1 × 3,600円 | 3,600円 |
| 入会金 | 1 × 1,000円 | 1,000円 |
| 合宿・行事費 | 1 × 5,000円 | 5,000円 |
| 請求合計 | 9,600円 | |
| 受領額 | 9,600円 | |
| 残額 | 0円 | |
3行を合計すると9,600円です。受け取ったのは9,600円なので、残額は0円になります。控えは領収書番号順に現金出納帳と一緒に保管します。
- 宛名:会員名簿と同じ表記で書きます。世帯ごとの会費なら世帯主名に「様」を付けます。
- 但し書き:QuoteBillには但し書きという名前の欄がないため、品目や説明、備考に「2026年度 年会費・入会金・合宿費として」のように、年度と内容が分かるように書きます。「会費として」だけでは、何年度分か分かりません。
- 発行者:団体名に加えて、会計担当者の氏名を書きます。団体の印がない場合も、受け取った人が分かれば確認しやすくなります。
- 集金の担当が複数いる場合:担当者ごとに番号の範囲を決めた領収書を渡すと、同じ番号の領収書ができるのを防げます。
- 途中退会:年度の途中で退会した会員に会費を返すかどうかは、会則に従います。返金する場合は、返した金額と日付を記録します。
会費の領収書でよくある間違い
- 年度を書かずに「会費として」とだけ書き、何年度分か分からなくなる。
- 寄付金、合宿費、会費を1つの金額にまとめてしまう。
- お金を受け取った人の名前を書かない。
- 集金担当ごとに番号を付け直し、同じ番号の領収書が2枚できる。
- 控えを残さず、現金出納帳の裏付けがなくなる。
書類に記載が必要な項目
領収書に次の項目がそろっていると、取引先の承認も申告資料の整理もスムーズになります。
- 発行者の名称と住所(登録している場合は登録番号)
- 領収書番号と発行日(代金を受け取った日)
- 支払った方の名称(宛名)
- 支払方法(振込、カード、現金)
- 但し書き(何の代金か)と、精算した請求書の番号
- 受領金額(消費税を含む場合はその税額を区分)
- 一部入金の場合は残額
- 営業に関する紙の領収書は、受取金額が5万円以上(消費税額を区分して記載した場合は税抜金額で判定)なら収入印紙が必要です。PDFなど電子データで送る領収書には印紙税はかかりません。
この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。
税率の公式出典: Japan NTA: consumption tax rates
記載事項の詳細: 領収書に収入印紙は必要?5万円の基準・税額表・貼り忘れ
よくある質問
会費の領収書テンプレート(町内会・任意団体・サークル)には何を記載しますか。
テンプレートの明細(年会費, 入会金, 合宿・行事費)を、団体で集めている会費に書き換えてください。次に団体名、会員名、対象期間、まだ使っていない領収書番号を書きます。
領収書の発行者はだれにしますか。
お金を受け取った人、ふつうは会計担当者か役員です。団体名の下に氏名と役職を書いておくと、会員があとでだれに問い合わせればよいか分かります。
世帯の分をまとめて1枚にしてもよいですか。
会費が世帯単位なら1枚で構いません。宛名に世帯主名を書き、1人ずつかかる費用(子ども会の行事費など)は別の行にします。
会費を分割で受け取ったときは、どう書きますか。
受け取るたびに領収書を発行し、受け取った金額と、その年度に残っている金額を書きます。最後の支払いを受けるまでは、全額受領とは書きません。
収入印紙は必要ですか。
収入印紙が要るかどうかは、受取書の金額や発行する団体によって扱いが分かれます。関連記事の領収書と収入印紙のガイドで確認してから発行してください。
領収書をパソコンで管理してもよいですか。
はい。印刷画面からPDFで保存し、領収書番号をファイル名にして、団体の現金出納帳と同じ場所に保管すると、会計監査のときに探しやすくなります。
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