家庭用蓄電池設置見積書テンプレート

家庭用蓄電池の設置見積書テンプレート。実効容量(kWh)、パワコン、設置、モニタリング、電力会社への届出を分け、停電時の動作もはっきり示せます。

無料の家庭用蓄電池設置見積書テンプレートの記入例:架空の会社名、品目、数量、単価、合計が入った1ページ目
サンプルの金額を入れたプレビューです。テンプレート自体は白紙から始まります。

業種別テンプレート

  • 蓄電池モジュール(実効容量1kWhあたり)
  • ハイブリッドパワコンまたは蓄電用パワコン
  • 設置工事・配線・開閉器
  • 計測器とモニタリング設定
  • 電力会社への届出と試運転

作成ガイド

進め方の例

  1. 範囲と数量の確認

    例:「蓄電池モジュール(実効容量1kWhあたり)」から必要な数量と顧客支給の資料を確認し、項目ごとの完了基準を合意します。

  2. 見積書の確認と承認

    「電力会社への届出と試運転」の検収方法と全項目の数量、対象外の範囲、見積書の有効期限を顧客と確認し、承認された版を保管します。

  3. 納品後の請求準備

    完了数量、現場写真、合意した試験結果と残りの手直し作業を確認します。 合意した段階が完了したら、実際の数量と承認された変更内容で請求書を作成します。

家庭用蓄電池の見積書を読むのは、多くの場合すでに太陽光パネルがあり、昼に発電した電気を夜にもっと使いたい人です。確かめたいのは実効容量、既存のパワコンを使い続けるか交換するか、蓄電池をどこに設置するか、停電時に何が動き続けるかです。このテンプレートはモジュールをkWh単位で見積もり、パワコン、設置、計測、届出をそれぞれ別の行にしています。

記載する項目

納品物と作業項目
蓄電池モジュール(実効容量1kWhあたり), ハイブリッドパワコンまたは蓄電用パワコン, 設置工事・配線・開閉器, 計測器とモニタリング設定, 電力会社への届出と試運転:各項目の予定数量と納品範囲を記載します。
蓄電池モジュール(実効容量1kWhあたり)
実効容量のkWhとメーカーの型番を書きます。公称容量は大きく見えますが、実際に使える量ではありません。
ハイブリッドパワコンまたは蓄電用パワコン
既存の太陽光パワコンを使い続けるか、ハイブリッド型に替えるか、蓄電用パワコンを追加するかを書きます。
設置工事・配線・開閉器
設置場所、配線経路、メーカーが求める離隔距離を書き、当日の行き違いを防ぎます。
計測器とモニタリング設定
アプリや表示器で施主が何を見られるか、インターネット接続が必要かを説明します。
電力会社への届出と試運転
電力会社への届出を誰が行うか、その手続きが済んでから運転を始めることを書きます。
現場と実測数量
現場の所在地、作業区画、面積・長さ・数量、現場に入れる時間帯を記載します。
資材と工程の範囲
資材の仕様、工賃、解体・廃棄・原状回復の扱い、工程ごとの完了基準を決めます。
具体的に確認する範囲
公称容量ではなく実効容量で見積もり、既存の太陽光パワコンと併用できるか、停電時にどう動くかをはっきり書きます。

送付前の確認事項

  • 「蓄電池モジュール(実効容量1kWhあたり)」に、含む範囲と価格の前提となる数量を書いていますか。
  • 取引先は「ハイブリッドパワコンまたは蓄電用パワコン」を、含まない範囲まで同じ意味で読めますか。
  • 「設置工事・配線・開閉器」の価格を、見積の有効期限の最終日まで守れますか。
あと5件を表示
  • 「計測器とモニタリング設定」に、含む範囲と価格の前提となる数量を書いていますか。
  • 取引先は「電力会社への届出と試運転」を、含まない範囲まで同じ意味で読めますか。
  • 実測や図面変更で数量が変わった場合の承認手順を決めます。
  • 顧客支給の資材と、他社が先に終える作業を確認します。
  • 見積書の有効期限、顧客の承認方法、段階ごとの支払条件を確認します。

記入例:既存の太陽光に10kWhの蓄電池を追加

金額は例で、税率は10%です。施工業者が実効容量10kWh、ハイブリッドパワコン、設置工事、モニタリング、届出を見積もります。

記入例:既存の太陽光に10kWhの蓄電池を追加
品目数量 × 単価金額
蓄電池モジュール(実効容量1kWhあたり)10 × 52,000円520,000円
ハイブリッドパワコンまたは蓄電用パワコン1 × 190,000円190,000円
設置工事・配線・開閉器1 × 135,000円135,000円
計測器とモニタリング設定1 × 38,000円38,000円
電力会社への届出と試運転1 × 45,000円45,000円
小計928,000円
消費税 (10%)92,800円
合計1,020,800円

税抜合計は928,000円、税率10%の消費税は92,800円で、見積合計は1,020,800円です。1kWh増やすごとに1行目のモジュール単価が加わります。

蓄電池の見積書でよくある間違い

  • 施主が使い切れない公称容量で見積もる
  • 選んだパワコンでは不可能な停電時の給電をにおわせる
  • 確かめずに既存の太陽光パワコンが蓄電池と合うと決めつける
  • 届出の担当を決めず、設備が何週間も止まったままになる
  • メーカーが定める設置場所の離隔距離を無視する

書類に記載が必要な項目

見積書に次の項目がそろっていると、取引先の承認も申告資料の整理もスムーズになります。

  • 自社の名称、住所、登録番号
  • 取引先の名称と住所
  • 作成年月日と、重複しない書類番号
  • 品目ごとの数量、単価、金額
  • 税抜金額と税額を分けた表示、および合計金額
  • 支払条件(支払期日、振込先、利用できる支払方法)
  • 適格請求書(インボイス)として使う場合は、登録番号、取引年月日、税率ごとに区分した合計額と適用税率、税率ごとの消費税額が必要です。軽減税率8%の品目があるときは10%と分けて記載します。QuoteBillは1つの書類に1つの税率を適用するため、10%の品目と8%の品目は書類を分けて発行してください。

この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。

税率の公式出典: Japan NTA: consumption tax rates

記載事項の詳細: 適格請求書(インボイス)の記載事項

よくある質問

停電時にどうなるかも見積書に書くべきですか?

書くべきです。蓄電池があれば停電に備えられると考える施主が多いためです。停電時に特定の回路だけ、家全体、あるいは何も給電しないのかをはっきり書き、切替開閉器や専用の分電盤は別の行で見積もります。

施主が後で容量を増やすかもしれない場合は?

増設できる最大のモジュール数と、現時点の追加モジュール単価を書き、見積書の有効期限まで有効とします。数年後も同じ機種が買えるとは約束しないでください。

保証については何を書けばよいですか?

メーカー保証は年数やサイクル数などメーカーの表現どおりに書き、施工の保証は別に書きます。両者を一つの約束にまとめると、管理できない部分まで責任を負うことになります。

電力会社から変更を求められたら費用は誰が負担しますか?

この金額は設計どおりに連系が認められる前提であると備考に書きます。逆潮流の制限やメーターの交換などを求められたら、回答を受け取った後に別途見積もります。

このテンプレートの税額はどのように計算しますか。

この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。エディターが税抜金額、税額、合計を分けて保持し、数量や単価、国の設定を変更すると三つとも計算し直します。

書類番号はどのように付きますか。

QuoteBillが新しい書類ごとに重複しない番号を自動で付けます。会員は設定でQUO-2026-0001のような連番に切り替えられ、連番は書類の種類ごとに続き、暦年ごとに最初から始まります。手で入力した番号はそのまま残ります。

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