ドローン空撮測量の請求書テンプレート

ドローン測量の請求書テンプレート。飛行計画、1ヘクタールあたりの撮影、画像処理、土砂山の体積算出を別の行に分け、成果物や精度の確認は備考に書けます。

無料のドローン空撮測量の請求書テンプレートの記入例:架空の会社名、品目、数量、単価、合計が入った1ページ目
サンプルの金額を入れたプレビューです。テンプレート自体は白紙から始まります。

業種別テンプレート

  • 飛行計画と現場の事前打ち合わせ
  • 空撮(1ヘクタールあたり、地上解像度3cm)
  • 処理:オルソ画像・表面モデルの作成
  • 土砂山の体積算出(山ごと)
  • 現場への移動と機材運搬

作成ガイド

進め方の例

  1. 範囲と数量の確認

    例:「飛行計画と現場の事前打ち合わせ」の承認内容と作業記録を照合し、今回の請求に含める数量を確認します。

  2. 納品と検収の記録

    「現場への移動と機材運搬」まで各項目の完了状況を確認します。対象の識別番号と結果記録を結び付け、所見と合意した次の対応を伝えます。

  3. 請求内容の送付

    最終的な請求内容、納品の参照情報、支払期日を顧客に送付し、入金時は該当する請求書番号で照合します。

ドローン測量は飛行した面積で売られますが、仕事の大半は着陸後、画像を地図や表面モデル、体積の数値に処理するところから始まります。そのためこの請求書は、計画、1ヘクタールあたりの撮影、処理、算出した成果物を別々の行にし、お客様が画像1枚ごとではなくデータに対して一度だけ支払うことが分かるようにしています。飛行の許可、操縦者の資格、達成した精度は、技術者や機関が確認する備考に書きます。

記載する項目

納品物と作業項目
飛行計画と現場の事前打ち合わせ, 空撮(1ヘクタールあたり、地上解像度3cm), 処理:オルソ画像・表面モデルの作成, 土砂山の体積算出(山ごと), 現場への移動と機材運搬:実際に提供した数量と作業期間を記録します。
飛行計画と現場の事前打ち合わせ
現場とお客様が求める成果を書きます。計画の費用は、天候の許す時間に何ヘクタール飛ばせるかを左右するために請求します。
空撮(1ヘクタールあたり、地上解像度3cm)
実際に飛行したヘクタール数で請求し、地上解像度と標定点を設置したかどうかを書きます。解像度が地図の使い道を決めます。
処理:オルソ画像・表面モデルの作成
成果物ごとに名前と形式(GeoTIFFのオルソ画像、点群、表面モデルなど)、使った座標系を書きます。
土砂山の体積算出(山ごと)
測定した山の数と、体積を算出した基準面を書きます。基準面が違えば数値も変わります。
現場への移動と機材運搬
移動費は距離か定額で請求し、電源のない現場の場合だけバッテリー充電や発電機のレンタルを加えます。
対象と数量
試料・設備・現場の数、識別番号、検査項目、立ち入り可能な区画を記載します。
方法と成果物
合意した検査方法、報告書の形式、提出期限、再検査を含むかどうかを決めます。
具体的に確認する範囲
飛行した面積と地上解像度、納品する成果物とファイル形式、料金に含まれる標定点の数と再飛行の回数を明記します。

送付前の確認事項

  • 「飛行計画と現場の事前打ち合わせ」の数量は、最初の見積もりではなく実際に納めた数ですか。
  • 「空撮(1ヘクタールあたり、地上解像度3cm)」の単価は取引先と合意した金額で、変更は承認済みですか。
  • 「処理:オルソ画像・表面モデルの作成」は完了・検収済みですか。まだなら次回の請求に回しますか。
あと5件を表示
  • 「土砂山の体積算出(山ごと)」の数量は、最初の見積もりではなく実際に納めた数ですか。
  • 「現場への移動と機材運搬」の単価は取引先と合意した金額で、変更は承認済みですか。
  • 訪問・採取・輸送の費用と、分析・報告の費用を分けて記載します。
  • 立ち入りできない区画と検査対象外の項目を、作業前に記録します。
  • 発注書または承認記録と完了内容を照合し、支払期日とすでに受け取った金額を確認します。

記入例:採石場の土砂山エリアの測量

金額は例で、税率は10%です。操縦者が25ヘクタールを解像度3cmで飛行計画して撮影し、オルソ画像と表面モデルを処理し、土砂山3か所の体積を算出して現場まで移動します。

記入例:採石場の土砂山エリアの測量
品目数量 × 単価金額
飛行計画と現場の事前打ち合わせ1 × 18,000円18,000円
空撮(1ヘクタールあたり、地上解像度3cm)25 × 2,800円70,000円
処理:オルソ画像・表面モデルの作成1 × 42,000円42,000円
土砂山の体積算出(山ごと)3 × 9,000円27,000円
現場への移動と機材運搬1 × 6,000円6,000円
小計163,000円
消費税 (10%)16,300円
合計179,300円

5行の税抜合計は163,000円、税率10%の消費税は16,300円で、お客様のお支払いは179,300円です。精度の確認、納品したファイル形式、飛行許可の番号は備考に書きます。

ドローン測量の請求書でよくある間違い

  • 飛行時間だけを請求し、仕事の大半を占める画像処理を入れない
  • 地上解像度を書かず、何を約束したのか分からない
  • 体積の数値だけを渡し、どの基準面で算出したかを示さない
  • ファイル形式と座標系を書かず、お客様がデータを開けない、位置を合わせられない
  • 許可が必要な現場なのに、飛行許可を備考に書かない

書類に記載が必要な項目

請求書に次の項目がそろっていると、取引先の承認も申告資料の整理もスムーズになります。

  • 自社の名称、住所、登録番号
  • 取引先の名称と住所
  • 作成年月日と、重複しない書類番号
  • 品目ごとの数量、単価、金額
  • 税抜金額と税額を分けた表示、および合計金額
  • 支払条件(支払期日、振込先、利用できる支払方法)
  • 適格請求書(インボイス)として使う場合は、登録番号、取引年月日、税率ごとに区分した合計額と適用税率、税率ごとの消費税額が必要です。軽減税率8%の品目があるときは10%と分けて記載します。QuoteBillは1つの書類に1つの税率を適用するため、10%の品目と8%の品目は書類を分けて発行してください。

この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。

税率の公式出典: Japan NTA: consumption tax rates

記載事項の詳細: 適格請求書(インボイス)の記載事項

よくある質問

悪天候で2回目の飛行が必要になったらどうしますか?

費用を誰が負担するかを事前に決めておきます。お客様が日程を動かしたなら、追加の訪問を移動と撮影として請求し、天候だけが理由なら業者が負担する例も多くあります。その決まりを備考に書きます。

達成した精度はどう示しますか?

備考に地上解像度と、検証したなら標定点に対する精度を書きます。検証していない精度を書いてはいけません。お客様はその数値を土工の計算や支払いに使うためです。

元の画像は別に請求しますか、それとも渡すだけですか?

契約によります。元の画像を納品するなら別の行にするか含まれていると書き、受け渡しの方法とコピーを何日保管するかを示します。

飛行の許可はどこに書けばよいですか?

航空当局や土地の所有者の許可が必要だった場合は、許可の番号か同意した人の名前を備考に書きます。決まりは国によって違うので、飛ばす場所のルールを確認してください。

体積の算出は山ごとと報告書ごとのどちらで請求しますか?

山の数が変わりうるなら山ごとのほうが明快です。同じ土砂山を再測量しても同じ単価で計算できるからです。まとめの数値が1つ欲しいお客様には、報告書ごとの定額が合います。

このテンプレートの税額はどのように計算しますか。

この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。エディターが税抜金額、税額、合計を分けて保持し、数量や単価、国の設定を変更すると三つとも計算し直します。

ロゴや署名を入れられますか。

はい。エディターの発行者の欄に、会社のロゴと署名・印鑑の画像を入れる場所があります。画像のアップロードには無料のアカウントが必要で、会員は設定に保存しておくと、新しい書類に毎回入ります。

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