書籍の組版・DTPの請求書テンプレート
組版者と小さな出版社向けの請求書テンプレートです。ページ単価の本文組版、表紙、電子書籍への変換、時間単価の追加校正を分け、判型と納品ファイルも記録できます。

業種別テンプレート
- 本文の組版(220ページ)
- 表紙デザイン(表1・背・表4)
- 電子書籍(EPUB)への変換と検査
- 著者校正2回を超える修正(1時間あたり)
作成ガイド
進め方の例
範囲と数量の確認
例:「本文の組版(220ページ)」の承認内容と作業記録を照合し、今回の請求に含める数量を確認します。
納品と検収の記録
「著者校正2回を超える修正(1時間あたり)」まで各項目の完了状況を確認します。承認された版とファイル一覧を引き渡し、使用範囲と修正の完了を確認します。
請求内容の送付
最終的な請求内容、納品の参照情報、支払期日を顧客に送付し、入金時は該当する請求書番号で照合します。
書籍の組版は通常ページ単価で値段が決まりますが、本当の言い争いはレイアウトの承認後に起きます。校正がもう1回、変わったタイトル、誰もライセンスを買っていないフォントなどです。その限度を決めておく場所が請求書です。このテンプレートは本文をページ単価で、表紙、電子書籍への変換、追加校正を時間単価で分け、備考に判型、納品したファイル、作業データの保管者を書きます。
記載する項目
- 納品物と作業項目
- 本文の組版(220ページ), 表紙デザイン(表1・背・表4), 電子書籍(EPUB)への変換と検査, 著者校正2回を超える修正(1時間あたり):実際に提供した数量と作業期間を記録します。
- 本文の組版(220ページ)
- 見積時の判型とページ数を書きます。校正中に本文が40ページ増えると、ページ単価が変わります。
- 表紙デザイン(表1・背・表4)
- 表紙の料金にバーコードと、印刷所の用紙から計算した背幅が含まれるかを書きます。印刷後に背幅の誤りは直せません。
- 電子書籍(EPUB)への変換と検査
- 電子書籍の形式、確認した端末、書店の検証を通ったかを書きます。検証に通らない電子書籍はまだ完成していません。
- 著者校正2回を超える修正(1時間あたり)
- 校正1回とは何か(例:赤字を入れた校正紙を一度にまとめて戻すこと)を決め、3回目の校正からは時間単価で請求します。
- 数量と納品形式
- ページ数、点数、文字数または再生時間と、最終ファイル形式、編集可能な元データを含むかどうかを記録します。
- 確認と使用範囲
- 初稿の承認者、修正回数、使用する媒体と期間、外部素材の手配担当を決めます。
- 具体的に確認する範囲
- 判型とページ数、納品する書体とファイル形式、料金に含まれる校正の回数、納品後にレイアウトデータとフォントのライセンスを誰が持つかを明記します。
送付前の確認事項
- 「本文の組版(220ページ)」の数量は、最初の見積もりではなく実際に納めた数ですか。
- 「表紙デザイン(表1・背・表4)」の単価は取引先と合意した金額で、変更は承認済みですか。
- 「電子書籍(EPUB)への変換と検査」は完了・検収済みですか。まだなら次回の請求に回しますか。
あと4件を表示
- 「著者校正2回を超える修正(1時間あたり)」の数量は、最初の見積もりではなく実際に納めた数ですか。
- 初稿の承認後に方向性を変更する場合、どこから追加作業として扱うかを決めます。
- 編集可能な元データと最終納品データのそれぞれについて、納品対象かどうかを確認します。
- 発注書または承認記録と完了内容を照合し、支払期日とすでに受け取った金額を確認します。
サンプルの金額で見る記入例
以下の金額は、このテンプレートの計算の流れを示すための架空の例です。日本円建ての4行に、消費税10%をかけています。
| 品目 | 数量 × 単価 | 金額 |
|---|---|---|
| 本文の組版(220ページ) | 220 × 150円 | 33,000円 |
| 表紙デザイン(表1・背・表4) | 1 × 32,000円 | 32,000円 |
| 電子書籍(EPUB)への変換と検査 | 1 × 11,000円 | 11,000円 |
| 著者校正2回を超える修正(1時間あたり) | 3 × 4,500円 | 13,500円 |
| 小計 | 89,500円 | |
| 消費税 (10%) | 8,950円 | |
| 合計 | 98,450円 | |
税抜金額89,500円、消費税8,950円、ご請求金額の合計98,450円です。
書類に記載が必要な項目
請求書に記載が必要な項目と、それぞれが必要な理由は、下のガイドにまとめています。
この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。
税率の公式出典: Japan NTA: consumption tax rates
記載事項の詳細: 適格請求書(インボイス)の記載事項
よくある質問
代金を受け取った後、組版データは誰のものですか?
契約で決め、請求書にも書いておきます。組版者は印刷用PDFと電子書籍のファイルを渡し、作業データは手元に残すか、別の行で販売することが多くあります。フォントはライセンスを買った人のもので、著者に自動で渡るわけではありません。
校正1回とは何を指しますか?
校正1回は、赤字をまとめて一度に戻してもらう1セットです。1件ずつ届く修正や、承認後の書き直しは時間単価で請求するほうが適切で、最初の請求書でそう明記します。
この請求書の消費税はどう計算しますか。
上の記入例では、税抜金額89,500円に消費税10%をかけて税額は8,950円、合計は98,450円です。数量や単価、国を変えると、エディターが三つとも計算し直します。
エクセル、ワード、PDFでダウンロードできますか。
はい。PDFはアカウントなしでも、テンプレートに入力して印刷/PDFで保存できます。エクセルファイルとワードファイルは、無料アカウントでこのページからダウンロードできます。エクセルは数式が入っているため、数量を変えると税額と合計が計算し直されます。
ロゴや署名を入れられますか。
はい。エディターの発行者の欄に、会社のロゴと署名・印鑑の画像を入れる場所があります。画像のアップロードには無料のアカウントが必要で、会員は設定に保存しておくと、新しい書類に毎回入ります。
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