年間契約・分納の発注書テンプレート
1年分の数量を決めた単価で約束し、分けて引き取る年間契約の発注書テンプレート。引取ごとの手数料と終了日を書き、指示を一つの注文番号に重ねて記録できます。

業種別テンプレート
- 乾燥ナラ板材 27mm:契約数量(m³)
- 乾燥ブナ板材 32mm:契約数量(m³)
- 木工所の木取り表に合わせた切断(引取1回あたり)
- 引取までの仕入先ヤード保管(月単位)
作成ガイド
進め方の例
見積書との照合
例:仕入先の見積書から「乾燥ナラ板材 27mm:契約数量(m³)」を取り、数量、単価、仕様をそのまま写します。
承認と送付
「引取までの仕入先ヤード保管(月単位)」を含む全明細の納品日と納品先を確認し、承認者欄に署名して発注書を送付します。
受け入れと照合
品物が届いたら発注書と照合し、支払い前に仕入先の請求書を発注番号と突き合わせます。
年間契約の発注書は、買い手が一定期間、たいていは1年間に購入する総量を、あらかじめ決めた単価で約束するものです。品物は一度に届くのではなく、作業に必要になるたびに引取りを指示します。このテンプレートは契約数量、引取りごとにかかる費用、発注の終了日を書く欄を備え、毎回見積を取り直さず、一つの注文番号に引取指示を重ねて記録できます。
記載する項目
- 納品物と作業項目
- 乾燥ナラ板材 27mm:契約数量(m³), 乾燥ブナ板材 32mm:契約数量(m³), 木工所の木取り表に合わせた切断(引取1回あたり), 引取までの仕入先ヤード保管(月単位):仕入先の見積どおりに、各明細の数量、単位、合意した単価を記載します。
- 乾燥ナラ板材 27mm:契約数量(m³)
- 期間全体の契約数量を書き、四半期ごとの配分の見込みを備考に添えます。仕入先はその配分を見て乾燥の予定を組みます。
- 乾燥ブナ板材 32mm:契約数量(m³)
- 樹種が違えば最低発注量も納期も違うことがあります。「広葉樹」とひとまとめにせず、樹種ごとに契約数量を分けて書きます。
- 木工所の木取り表に合わせた切断(引取1回あたり)
- 引取りの回数に手数料を掛けたものがこの行です。見込みの回数を書いておけば、予定より多く指示した分も同じ料金で扱えます。
- 引取までの仕入先ヤード保管(月単位)
- 無料の保管が1年間続くことはまれです。含まれる月数とその後の月額を書いておくと、使わない木材の保管料が知らないうちに積み上がることを防げます。
- 仕入先と見積書
- 仕入先の名称と、この発注で受け入れる見積書の番号を記載し、各価格がどの見積りによるものか分かるようにします。
- 納品の条件
- 納品日、納品先の住所、配送方法、品物を受け取る担当者を記載します。
- 具体的に確認する範囲
- 約束する総数量または総額、対象期間、単価を維持する期間、1回の引取指示で求められる最小量と最大量を書きます。
送付前の確認事項
- 「乾燥ナラ板材 27mm:契約数量(m³)」の仕様・数量・単価は仕入先の見積と一致していますか。
- 「乾燥ブナ板材 32mm:契約数量(m³)」の納期と受取担当者は決まっていますか。
- 「木工所の木取り表に合わせた切断(引取1回あたり)」の支出は予算の責任者が承認していますか。
あと4件を表示
- 「引取までの仕入先ヤード保管(月単位)」の仕様・数量・単価は仕入先の見積と一致していますか。
- 仕入先の見積書番号、納品日と納品先、発注を承認した人を確認します。
- 品目ごとの数量、単位、単価が仕入先の見積書と一致しているかを確認します。
- 発注書には独自の番号を付け、仕入先が納品書と請求書にその番号を記載できるようにします。
記入例:1年分の木材を6回に分けて引き取る場合
金額は例です。木工所が1年間にナラ18m³とブナ12m³を購入すると約束し、6回に分けて引取りを指示し、仕入先のヤードで12か月保管します。
| 品目 | 数量 × 単価 | 金額 |
|---|---|---|
| 乾燥ナラ板材 27mm:契約数量(m³) | 18 × 115,000円 | 2,070,000円 |
| 乾燥ブナ板材 32mm:契約数量(m³) | 12 × 98,000円 | 1,176,000円 |
| 木工所の木取り表に合わせた切断(引取1回あたり) | 6 × 8,500円 | 51,000円 |
| 引取までの仕入先ヤード保管(月単位) | 12 × 4,000円 | 48,000円 |
| 合計 | 3,345,000円 | |
4行の合計3,345,000円は、この発注で木工所が支払うことになる上限です。引取りはその枠から差し引かれ、3回目の後には備考に樹種ごとの使用量と残量を書き、m³単価は記載どおりのままです。
年間契約の発注書でよくある間違い
- 引取りのたびに新しい注文番号をつけ、契約の残りが誰にも見えなくなる
- 終了日を書かず、単価も約束も際限なく続く
- 注文を直さないまま契約数量を超えて引取りを指示する
- 最小の引取単位を決めず、仕入先が指示のたびに半分空のトラックを出す
- 保管の条項を忘れ、年末になって使っていない在庫に月額がかかっていたと知る
書類に記載が必要な項目
発注書に次の項目がそろっていると、取引先の承認も申告資料の整理もスムーズになります。
- 発注者としての自社の名称と住所
- 仕入先の名称と住所
- 発注番号と発注日
- 品目ごとの数量、単価、金額
- 納品日、納品先、配送方法
- 支払条件と合計金額(税額は区分して表示)
- 発注の承認者
この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。
税率の公式出典: Japan NTA: consumption tax rates
よくある質問
引取指示ごとの番号はどうつけますか?
基本の注文番号はそのままにして、回の番号を足します。たとえばPO-2210の第3回です。指示のたびに出した数量と残りの数量を書けば、一年分を読み返さなくても双方が残量を確認できます。
契約数量を引き取りきれなかった場合はどうなりますか?
取り決めによります。不足分を割引料率で精算するのか、次の期間へ繰り越すのか、そのまま失効するのかを備考に書きます。この一文がないと、仕入先が契約数量の全量を求めることがあります。
仕入先は年の途中で単価を上げられますか?
発注書に方法が書いてある場合に限ります。期間中は固定とするか、指定した指数に連動させて見直し日を置くかが一般的です。どちらかを書いてください。何もないと、最初の値上げで揉めます。
引取指示はどのくらい前にすればよいですか?
指示から納品までの期間を営業日10日などと書き、1回の指示の最小量と最大量も書きます。リスト通りの切断を一晩ではできませんし、板1枚のためにトラックは出せません。
総額の約束は数量と金額のどちらにしますか?
どちらでも構いませんが、どちらが基準かを書きます。数量での約束は物量を固定し、m³単価はそれとは別に決まります。金額の上限は単価が動いても使える額を抑えます。上の行の合計は計画数量の金額です。
このテンプレートの税額はどのように計算しますか。
この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。エディターが税抜金額、税額、合計を分けて保持し、数量や単価、国の設定を変更すると三つとも計算し直します。
書類番号はどのように付きますか。
QuoteBillが新しい書類ごとに重複しない番号を自動で付けます。会員は設定でPO-2026-0001のような連番に切り替えられ、連番は書類の種類ごとに続き、暦年ごとに最初から始まります。手で入力した番号はそのまま残ります。
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