ソフトウェアライセンスの発注書テンプレート

ソフトウェアのライセンスやサブスクリプションを購入するときの発注書テンプレート。ライセンス数、サポート、初期設定を分け、数え方、利用期間、更新条件を書けます。

無料のソフトウェアライセンスの発注書テンプレートの記入例:架空の会社名、品目、数量、単価、合計が入った1ページ目
サンプルの金額を入れたプレビューです。テンプレート自体は白紙から始まります。

業種別テンプレート

  • チームプラン 記名ユーザー 12か月(ライセンス数)
  • プレミアムサポート追加オプション(12か月)
  • 初期設定とデータ移行(1日単位)
  • シングルサインオン機能(年額)

作成ガイド

進め方の例

  1. 見積書との照合

    例:仕入先の見積書から「チームプラン 記名ユーザー 12か月(ライセンス数)」を取り、数量、単価、仕様をそのまま写します。

  2. 承認と送付

    「シングルサインオン機能(年額)」を含む全明細の納品日と納品先を確認し、承認者欄に署名して発注書を送付します。

  3. 受け入れと照合

    品物が届いたら発注書と照合し、支払い前に仕入先の請求書を発注番号と突き合わせます。

ソフトウェアを買うことは箱を買うことではありません。注文するのは利用する権利で、ライセンス数で数え、決まった期間、多くは提供元の利用規約のもとで使います。そのためライセンスの発注書には、ユーザーの数え方、期間の始まりと終わり、更新時の扱いを書く必要があります。曖昧だと、今日は価格が決まっても来年に思わぬ金額に出会います。このテンプレートはライセンス数、サポート、初期設定を行に分けます。

記載する項目

納品物と作業項目
チームプラン 記名ユーザー 12か月(ライセンス数), プレミアムサポート追加オプション(12か月), 初期設定とデータ移行(1日単位), シングルサインオン機能(年額):仕入先の見積どおりに、各明細の数量、単位、合意した単価を記載します。
チームプラン 記名ユーザー 12か月(ライセンス数)
1席が名前を決めた個人なのか、使い回せるログインなのかを書きます。退職者の入れ替えが無料のプランも、新しい席として数えるプランもあるため、提供元の規定を書き添えます。
プレミアムサポート追加オプション(12か月)
追加サポートが約束する対応時間と応答までの時間、全ユーザーが対象か指定した管理者グループだけかを書きます。
初期設定とデータ移行(1日単位)
何を、どのシステムから、何件取り込むのかを書いて日数の範囲を決めます。範囲が決まっていない設定の行から、予算は真っ先に崩れます。
シングルサインオン機能(年額)
購入するプランにこの機能が含まれるか、追加できるかを確かめます。シングルサインオンを最上位プランでしか売らない提供元もあります。
仕入先と見積書
仕入先の名称と、この発注で受け入れる見積書の番号を記載し、各価格がどの見積りによるものか分かるようにします。
納品の条件
納品日、納品先の住所、配送方法、品物を受け取る担当者を記載します。
具体的に確認する範囲
ライセンスの数え方(記名ユーザーか同時接続か)、数量、利用期間の開始日と終了日、自動更新の有無を書きます。

送付前の確認事項

  • 「チームプラン 記名ユーザー 12か月(ライセンス数)」の仕様・数量・単価は仕入先の見積と一致していますか。
  • 「プレミアムサポート追加オプション(12か月)」の納期と受取担当者は決まっていますか。
  • 「初期設定とデータ移行(1日単位)」の支出は予算の責任者が承認していますか。
あと4件を表示
  • 「シングルサインオン機能(年額)」の仕様・数量・単価は仕入先の見積と一致していますか。
  • 仕入先の見積書番号、納品日と納品先、発注を承認した人を確認します。
  • 品目ごとの数量、単位、単価が仕入先の見積書と一致しているかを確認します。
  • 発注書には独自の番号を付け、仕入先が納品書と請求書にその番号を記載できるようにします。

記入例:40名分を1年間、サポートと初期設定つき

金額は例で、税率は10%です。会社が記名ユーザー40名分を12か月分、サポートのオプション、3日間の初期設定、シングルサインオン機能とあわせて購入します。

記入例:40名分を1年間、サポートと初期設定つき
品目数量 × 単価金額
チームプラン 記名ユーザー 12か月(ライセンス数)40 × 14,400円576,000円
プレミアムサポート追加オプション(12か月)1 × 180,000円180,000円
初期設定とデータ移行(1日単位)3 × 60,000円180,000円
シングルサインオン機能(年額)1 × 96,000円96,000円
小計1,032,000円
消費税 (10%)103,200円
合計1,135,200円

4行の合計は1,032,000円、税率10%の消費税は103,200円で、発注の総額は1,135,200円です。動くのはユーザー数の行で、6か月目に5名を増やすなら、その5名分は最初の発注と同じ日に終わる2通目の発注になります。

ライセンスの発注書でよくある間違い

  • 「ライセンス40」とだけ書き、記名ユーザーか同時接続かを示さない
  • 開始日を空欄にし、設定がまだ数週間先なのに期間が注文日から進み始める
  • 自動更新の解約通知の期限を逃し、2年目の分を支払う
  • プランが対応していない機能を購入し、後から上位プランが必要だと知る
  • 初期設定の日数の範囲を決めず、固定価格のはずが実費精算になる

書類に記載が必要な項目

発注書に次の項目がそろっていると、取引先の承認も申告資料の整理もスムーズになります。

  • 発注者としての自社の名称と住所
  • 仕入先の名称と住所
  • 発注番号と発注日
  • 品目ごとの数量、単価、金額
  • 納品日、納品先、配送方法
  • 支払条件と合計金額(税額は区分して表示)
  • 発注の承認者

この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。

税率の公式出典: Japan NTA: consumption tax rates

よくある質問

利用期間の開始日も発注書に書くべきですか?

はい。固定の日付か「有効化の日」と、終了日を書きます。設定に3週間かかるのに期間が注文日から始まると、使えない月の分も払うことになります。全期間を使えるよう、有効化の日にする買い手が多くいます。

期間の途中でユーザーを増やすにはどうしますか?

追加分を二通目の発注書にして最初の注文番号を書き、終了日を同じにそろえます。残り期間に応じた価格を出すよう提供元に頼みます。全員の終了日が一つなら、更新は一回の判断で済みます。

自動更新の条件も発注書に書きますか?

更新されるかどうか、止めるために必要な通知期限、更新価格の上限の有無を書きます。提供元の規約は黙って更新されることが多く、発注書に一行あれば、解約の期限が提供元ではなく買い手のカレンダーに載ります。

ライセンスキーと管理者権限は誰宛てに届きますか?

ライセンスキー、管理者権限、提供元からのお知らせを受け取る個人か、役割用のアドレスを書きます。誰も書かないと、有効化のメールは発注書に署名した人に届き、その人が先に退職するかもしれません。

この発注書は提供元の利用規約に代わるものですか?

通常は代わりません。ソフトウェアの使い方は引き続き提供元の規約が決めます。備考に確認した規約の版と、法務が書面で合意した変更があればその内容を書きます。法的な助言ではありません。

このテンプレートの税額はどのように計算しますか。

この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。エディターが税抜金額、税額、合計を分けて保持し、数量や単価、国の設定を変更すると三つとも計算し直します。

発注書と請求書は同じものですか。

いいえ。発注書は買い手が合意した価格で商品やサービスを依頼するために送り、請求書は売り手が支払いを求めるために送ります。請求書に発注番号を記載すると、二つの書類を照合できます。

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