出来高請求書テンプレート
工事代金を工程ごとに請求する出来高請求書のテンプレート。工程と契約金額に対する割合、承認済みの追加工事、これまでの請求累計を分けて記入できます。

業種別テンプレート
- 第2回出来高:躯体・屋根工事(契約金額の35%)
- 承認済み追加工事No.3:窓開口の追加
- 現場管理費(1日あたり)
作成ガイド
進め方の例
範囲と数量の確認
例:「第2回出来高:躯体・屋根工事(契約金額の35%)」の承認内容と作業記録を照合し、今回の請求に含める数量を確認します。
納品と検収の記録
「現場管理費(1日あたり)」まで各項目の完了状況を確認します。完了数量、現場写真、合意した試験結果と残りの手直し作業を確認します。
請求内容の送付
最終的な請求内容、納品の参照情報、支払期日を顧客に送付し、入金時は該当する請求書番号で照合します。
出来高請求書は、大きな工事契約のうち完了した工程の分だけ代金を請求する書類です。材料費や人件費を一つずつ並べるのではなく、契約で決めた支払予定に沿って、工程が終わった時点でその割合を請求します。このテンプレートは工程、承認済みの追加工事、現場経費を別々の行に分け、発注者が契約書の支払条件とすぐに照合できるようにしています。
記載する項目
- 納品物と作業項目
- 第2回出来高:躯体・屋根工事(契約金額の35%), 承認済み追加工事No.3:窓開口の追加, 現場管理費(1日あたり):実際に提供した数量と作業期間を記録します。
- 第2回出来高:躯体・屋根工事(契約金額の35%)
- 契約書の支払予定と同じ呼び方で工程名を書き、割合を添えます。発注者はその予定表と照らして確認します。
- 承認済み追加工事No.3:窓開口の追加
- 書面で承認を受けた追加工事だけを請求し、指示書と照合できるよう変更番号を記載します。
- 現場管理費(1日あたり)
- 今回の工程にかかった現場管理の日数だけを作業日報から数え、前回までに請求した日数は含めません。
- 現場と実測数量
- 現場の所在地、作業区画、面積・長さ・数量、現場に入れる時間帯を記載します。
- 資材と工程の範囲
- 資材の仕様、工賃、解体・廃棄・原状回復の扱い、工程ごとの完了基準を決めます。
- 具体的に確認する範囲
- 今回請求する工程と契約金額に対する割合を明記し、承認済みの追加工事は別の行に分け、これまでの請求累計額も併記します。
送付前の確認事項
- 「第2回出来高:躯体・屋根工事(契約金額の35%)」の数量は、最初の見積もりではなく実際に納めた数ですか。
- 「承認済み追加工事No.3:窓開口の追加」の単価は取引先と合意した金額で、変更は承認済みですか。
- 「現場管理費(1日あたり)」は完了・検収済みですか。まだなら次回の請求に回しますか。
あと3件を表示
- 実測や図面変更で数量が変わった場合の承認手順を決めます。
- 顧客支給の資材と、他社が先に終える作業を確認します。
- 発注書または承認記録と完了内容を照合し、支払期日とすでに受け取った金額を確認します。
記入例:住宅工事の第2回出来高
金額は例で、税率は10%です。工務店が契約金額880万円のうち躯体工程の35%、承認済みの追加工事1件、現場管理6日分を請求します。
| 品目 | 数量 × 単価 | 金額 |
|---|---|---|
| 第2回出来高:躯体・屋根工事(契約金額の35%) | 1 × 3,080,000円 | 3,080,000円 |
| 承認済み追加工事No.3:窓開口の追加 | 1 × 145,000円 | 145,000円 |
| 現場管理費(1日あたり) | 6 × 8,500円 | 51,000円 |
| 小計 | 3,276,000円 | |
| 消費税 (10%) | 327,600円 | |
| 合計 | 3,603,600円 | |
3行の合計は3,276,000円、税率10%の消費税は327,600円で、今回の工程の請求額は3,603,600円です。第1回の請求額と入金済みの金額は、明細ではなく備考に書きます。
出来高請求書でよくある間違い
- 終わっていない次の工程を先に請求し、支払予定を理由に断られる
- 前回の出来高請求書に含めた現場管理の日数や材料をもう一度書く
- 書面で承認されていない追加工事を加える
- 契約名と工程の番号を書かず、どの契約の請求か照合できない
- 今回の工程だけを書き、これまでの請求累計が分からない
書類に記載が必要な項目
請求書に次の項目がそろっていると、取引先の承認も申告資料の整理もスムーズになります。
- 自社の名称、住所、登録番号
- 取引先の名称と住所
- 作成年月日と、重複しない書類番号
- 品目ごとの数量、単価、金額
- 税抜金額と税額を分けた表示、および合計金額
- 支払条件(支払期日、振込先、利用できる支払方法)
- 適格請求書(インボイス)として使う場合は、登録番号、取引年月日、税率ごとに区分した合計額と適用税率、税率ごとの消費税額が必要です。軽減税率8%の品目があるときは10%と分けて記載します。QuoteBillは1つの書類に1つの税率を適用するため、10%の品目と8%の品目は書類を分けて発行してください。
この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。
税率の公式出典: Japan NTA: consumption tax rates
記載事項の詳細: 適格請求書(インボイス)の記載事項
よくある質問
前回までに受け取った出来高はどう示せばよいですか?
明細の下の備考に、契約金額、今回より前の請求累計額、実際の入金額を書きます。明細には今回の工程だけを残すと、同じ金額を二重に数えずに済みます。
一部しか終わっていない工程も請求できますか?
契約で認められている場合に限られます。そうでなければ工程の完了を待つか、低い割合を発注者と書面で合意し、その割合を明細に書きます。
保留金はどこに書けばよいですか?
契約に保留金の定めがある場合は、その割合と保留する金額を備考に書き、今回支払いを求める金額と並べて示します。
工程ごとに請求書番号を変える必要がありますか?
はい。出来高請求書もそれぞれ独立した請求書なので、番号と日付を別にします。契約名と工程を書いておくと、発注者が順番どおりに整理できます。
このテンプレートの税額はどのように計算しますか。
この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。エディターが税抜金額、税額、合計を分けて保持し、数量や単価、国の設定を変更すると三つとも計算し直します。
このテンプレートは無料ですか。
はい。アカウントがなくても、このテンプレートに入力して印刷したりPDFで保存したりでき、支払いの手順も書類への透かしもありません。アカウントに保存したり、エクセル・ワードでダウンロードしたりするには、無料のアカウントが必要です。
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