ミキシング・マスタリングの請求書テンプレート

音楽のエンジニア向けのミキシング・マスタリング請求書テンプレート。1曲ごとのミックスと配信用マスター、インスト版やTVサイズ版、追加修正を分けて記載できます。

無料のミキシング・マスタリングの請求書テンプレートの記入例:架空の会社名、品目、数量、単価、合計が入った1ページ目
サンプルの金額を入れたプレビューです。テンプレート自体は白紙から始まります。

業種別テンプレート

  • ミキシング(1曲あたり)
  • 配信向けマスタリング(1曲あたり)
  • インスト版とTVサイズ版の作成
  • 2回を超える追加修正

作成ガイド

進め方の例

  1. 範囲と数量の確認

    例:「ミキシング(1曲あたり)」の承認内容と作業記録を照合し、今回の請求に含める数量を確認します。

  2. 納品と検収の記録

    「2回を超える追加修正」まで各項目の完了状況を確認します。承認された版とファイル一覧を引き渡し、使用範囲と修正の完了を確認します。

  3. 請求内容の送付

    最終的な請求内容、納品の参照情報、支払期日を顧客に送付し、入金時は該当する請求書番号で照合します。

EPやアルバムはマルチトラックのセッション一式としてエンジニアに届き、完成したミックス、配信用のマスター、ライセンスやライブ用の別バージョンとして出ていきます。アーティストや小さなレーベルは曲単位で予算を組むため、このテンプレートはミキシングとマスタリングを曲ごとに価格付けし、インスト版とTVサイズ版を別の成果物として請求し、含まれる回数を超えた修正だけを別に請求します。

記載する項目

納品物と作業項目
ミキシング(1曲あたり), 配信向けマスタリング(1曲あたり), インスト版とTVサイズ版の作成, 2回を超える追加修正:実際に提供した数量と作業期間を記録します。
ミキシング(1曲あたり)
ミックスした曲名を並べ、ミックスごとにステムを納品したかを書きます。
配信向けマスタリング(1曲あたり)
マスターのファイル形式と目標のラウドネス、アナログ盤やCD用のマスターを別に作ったかを書きます。
インスト版とTVサイズ版の作成
曲ごとにどのバージョンを作ったかを書きます。すべての曲にすべてのバージョンが必要とは限りません。
2回を超える追加修正
修正回数は曲ごとに数え、追加の修正を頼まれた日付を書きます。
数量と納品形式
ページ数、点数、文字数または再生時間と、最終ファイル形式、編集可能な元データを含むかどうかを記録します。
確認と使用範囲
初稿の承認者、修正回数、使用する媒体と期間、外部素材の手配担当を決めます。
具体的に確認する範囲
曲ごとに価格を付け、価格に含まれる修正回数を示し、納品したバージョンをすべて書いて、レーベルがファイルと明細を照合できるようにします。

送付前の確認事項

  • 「ミキシング(1曲あたり)」の数量は、最初の見積もりではなく実際に納めた数ですか。
  • 「配信向けマスタリング(1曲あたり)」の単価は取引先と合意した金額で、変更は承認済みですか。
  • 「インスト版とTVサイズ版の作成」は完了・検収済みですか。まだなら次回の請求に回しますか。
あと4件を表示
  • 「2回を超える追加修正」の数量は、最初の見積もりではなく実際に納めた数ですか。
  • 初稿の承認後に方向性を変更する場合、どこから追加作業として扱うかを決めます。
  • 編集可能な元データと最終納品データのそれぞれについて、納品対象かどうかを確認します。
  • 発注書または承認記録と完了内容を照合し、支払期日とすでに受け取った金額を確認します。

サンプルの金額で見る記入例

以下の金額は、このテンプレートの計算の流れを示すための架空の例です。日本円建ての4行に、消費税10%をかけています。

サンプルの金額で見る記入例
品目数量 × 単価金額
ミキシング(1曲あたり)5 × 18,000円90,000円
配信向けマスタリング(1曲あたり)5 × 6,000円30,000円
インスト版とTVサイズ版の作成5 × 3,000円15,000円
2回を超える追加修正2 × 4,000円8,000円
小計143,000円
消費税 (10%)14,300円
合計157,300円

税抜金額143,000円、消費税14,300円、ご請求金額の合計157,300円です。

書類に記載が必要な項目

請求書に記載が必要な項目と、それぞれが必要な理由は、下のガイドにまとめています。

この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。

税率の公式出典: Japan NTA: consumption tax rates

記載事項の詳細: 適格請求書(インボイス)の記載事項

よくある質問

ミックス確定後にアーティストが新しいボーカルを送ってきたら、修正ですか?

確定後に録音パートを差し替えるのは、修正より新しいミックスに近い作業です。リミックスについて合意した方法か、少なくとも追加修正1回として請求し、曲名と日付を書きます。

スタジオでの録音費用とミキシングは行を分けるべきですか?

録音も担当したなら分けます。録音はセッションか時間単位、ミキシングは曲単位で請求すると、レーベルがポストプロダクションの費用を別に確認できます。

この請求書の消費税はどう計算しますか。

上の記入例では、税抜金額143,000円に消費税10%をかけて税額は14,300円、合計は157,300円です。数量や単価、国を変えると、エディターが三つとも計算し直します。

他の言語や通貨でも使えますか。

はい。書類の言語は33言語から選べ、国の設定を変えると通貨、日付の表記、税率もあわせて変わります。

ロゴや署名を入れられますか。

はい。エディターの発行者の欄に、会社のロゴと署名・印鑑の画像を入れる場所があります。画像のアップロードには無料のアカウントが必要で、会員は設定に保存しておくと、新しい書類に毎回入ります。

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