値下げ補填のクレジットノートテンプレート

売れ行きの鈍い在庫を値下げした小売店に、取り決めた補填額を品番ごとに減額するクレジットノートのテンプレート。消化率の報告を根拠として記入できます。

無料の値下げ補填のクレジットノートテンプレートの記入例:架空の会社名、品目、数量、単価、合計が入った1ページ目
サンプルの金額を入れたプレビューです。テンプレート自体は白紙から始まります。

業種別テンプレート

  • 値下げ補填:品番4471(140点)
  • 値下げ補填:品番4480(60点)
  • シーズン末の在庫処分の負担分(合意分)

作成ガイド

進め方の例

  1. 元の請求書と理由の確認

    例:「値下げ補填:品番4471(140点)」について元の請求書を探して番号と日付を控え、返品・値引き・取消しのどれにあたるかを記録します。

  2. 対象項目の減額

    「シーズン末の在庫処分の負担分(合意分)」まで減額する項目ごとにクレジットする数量や金額を入力し、税額も比例して戻します。

  3. 送付と精算

    取引先にクレジットノートを送り、返金または次回の請求での相殺を行い、二つの書類をあわせて保管します。

アパレル、靴、季節商品では、仕入先が損失を分担すると約束して初めて、小売店が売れ行きの悪い商品を値下げすることがよくあります。その分担分が値下げ補填です。販促が終わると小売店が値下げ価格で売れた数量を報告し、仕入先は元の仕入請求書に対して、取り決めた1点あたりの額を減額します。すべての行を品番ごとにその報告に合わせれば、実際に何点売れたかをめぐるよくある争いを防げます。

記載する項目

納品物と作業項目
値下げ補填:品番4471(140点), 値下げ補填:品番4480(60点), シーズン末の在庫処分の負担分(合意分):減額または取り消す項目だけを、クレジットする数量や金額とともに記載します。
値下げ補填:品番4471(140点)
数量は販促期間の小売店の報告から、1点あたりの補填額は元の価格ではなく合意書から取ります。
値下げ補填:品番4480(60点)
補填額が同じでも品番ごとに1行にします。返品やその後の請求は品番単位で行われます。
シーズン末の在庫処分の負担分(合意分)
一括の在庫処分の負担分は数量から導けないので、書面の合意を引用します。
元の請求書
訂正する請求書の番号と日付、理由(返品、値引き、取消し)を記載します。
精算方法
クレジット額を返金するか、次回の請求で相殺するかを記載します。
具体的に確認する範囲
小売店の値下げ報告や消化率の報告にもとづき、品番、数量、取り決めた1点あたりの額を示し、補填の根拠となる合意を書きます。

送付前の確認事項

  • 「値下げ補填:品番4471(140点)」は訂正の対象で、元の請求書の単価で記載していますか。
  • 「値下げ補填:品番4480(60点)」のクレジット数量や金額は、請求した分を超えていませんか。
  • 取引先は「シーズン末の在庫処分の負担分(合意分)」をクレジットする理由(返品、価格変更、取消し)を知っていますか。
あと3件を表示
  • 対象の項目だけを減額し、その税額も元の請求書と同じ税率で戻します。
  • 元の請求書番号を流用・変更せず、クレジットノートには独自の番号を付けます。
  • 送付の前に、返金か相殺かを取引先と合意します。

サンプルの金額で見る記入例

以下の金額は、このテンプレートの計算の流れを示すための架空の例です。日本円建ての3行に、消費税10%をかけています。

サンプルの金額で見る記入例
品目数量 × 単価金額
値下げ補填:品番4471(140点)140 × 600円84,000円
値下げ補填:品番4480(60点)60 × 400円24,000円
シーズン末の在庫処分の負担分(合意分)1 × 32,000円32,000円
小計140,000円
消費税 (10%)14,000円
合計154,000円

税抜のクレジット額140,000円、戻す消費税14,000円、クレジット合計154,000円です。

  • 訂正する請求書:INV-2026-0716。

書類に記載が必要な項目

クレジットノートに記載が必要な項目と、それぞれが必要な理由は、下のガイドにまとめています。

この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。

税率の公式出典: Japan NTA: consumption tax rates

記載事項の詳細: クレジットノートとは|デビットノートとの違い・書き方と返還インボイス

よくある質問

仕入先のクレジットノートと、小売店の請求書のどちらにしますか?

どちらも使われます。販売済みの商品の価格の減額とみるなら、通常は仕入先のクレジットノートです。補填を役務として請求書を出す小売店もあり、税の扱いが変わることがあるので、方法を取り決めて税理士に確認してください。

小売店の報告に、当社が納めていない数量が含まれていたら?

その品番の納品記録と一致する数量だけを減額し、差は備考に書きます。二枚目のクレジットノートを検討する前に、小売店に報告の確認を依頼します。

このクレジットノートの消費税はどう計算しますか。

上の記入例では、税抜金額140,000円に消費税10%をかけて税額は14,000円、合計は154,000円です。数量や単価、国を変えると、エディターが三つとも計算し直します。

他の言語や通貨でも使えますか。

はい。書類の言語は33言語から選べ、国の設定を変えると通貨、日付の表記、税率もあわせて変わります。

デザインや色は変えられますか。

はい。エディターで印刷のレイアウトと書類の色を選び直せます。変えても金額は変わらず、PDF・ワード・エクセルのファイルも選んだレイアウトに従います。

関連記事

値下げ補填のクレジットノートテンプレートの作成前に読んでおきたい記事は、クレジットノートとは|デビットノートとの違い・書き方と返還インボイスと請求書番号の付け方:連番のルールと訂正の記録です。品物にかかった税額もあわせて訂正するときは、VAT・GST計算ツールが役に立ちます。