機械・設備購入の発注書テンプレート

工場や工房が機械・設備を購入するときの発注書テンプレート。型式とオプション、据付、教育、予備部品を行に分け、支払いの段階と保証の開始日も書き込めます。

無料の機械・設備購入の発注書テンプレートの記入例:架空の会社名、品目、数量、単価、合計が入った1ページ目
サンプルの金額を入れたプレビューです。テンプレート自体は白紙から始まります。

業種別テンプレート

  • CNC立形マシニングセンタ VM-850
  • 第4軸ロータリーテーブル(工場取付)
  • 据付、水平調整、試運転
  • 現地でのオペレーター教育(3日間)
  • 初期用予備部品セット(フィルター・ベルト・シール)

作成ガイド

進め方の例

  1. 見積書との照合

    例:仕入先の見積書から「CNC立形マシニングセンタ VM-850」を取り、数量、単価、仕様をそのまま写します。

  2. 承認と送付

    「初期用予備部品セット(フィルター・ベルト・シール)」を含む全明細の納品日と納品先を確認し、承認者欄に署名して発注書を送付します。

  3. 受け入れと照合

    品物が届いたら発注書と照合し、支払い前に仕入先の請求書を発注番号と突き合わせます。

機械は一度買えば何年も付き合うので、発注書は銘板の価格以上のことを押さえる必要があります。仕入先の約束には、工場で取り付けるオプション、機械を据え付ける人、オペレーターの教育、一緒に届く予備部品が含まれます。このテンプレートはそれらを行に分け、後で取引の行方を左右する支払いの段階、現場の準備、検収試験、保証の開始日を備考に書けるようにしています。

記載する項目

納品物と作業項目
CNC立形マシニングセンタ VM-850, 第4軸ロータリーテーブル(工場取付), 据付、水平調整、試運転, 現地でのオペレーター教育(3日間), 初期用予備部品セット(フィルター・ベルト・シール):仕入先の見積どおりに、各明細の数量、単位、合意した単価を記載します。
CNC立形マシニングセンタ VM-850
仕入先の書面見積から型式と仕様をそのまま写し、制御ソフトのバージョンと、機械が対応する電圧・相数も書きます。
第4軸ロータリーテーブル(工場取付)
オプションは、必要な配線やソフトも含めて価格を付けた別の行にします。テーブルは箱に入っているのに、それを動かす制御がない機械が届くことを防ぎます。
据付、水平調整、試運転
荷下ろしのクレーンやフォークリフトを誰が用意し、輸送中の損傷を誰が負うかを書きます。据付の価格は、機械がすでに建物の中にあることを前提にしていることが多いです。
現地でのオペレーター教育(3日間)
教育を受ける人数と使う言語を書き、覚えたことをすぐ使えるよう、教育日は試運転の近くに置きます。
初期用予備部品セット(フィルター・ベルト・シール)
キットの中身は部品番号つきの一覧で受け取り、のちに再注文する消耗部品の価格表も頼みます。機械が最初に止まるのはその部品だからです。
仕入先と見積書
仕入先の名称と、この発注で受け入れる見積書の番号を記載し、各価格がどの見積りによるものか分かるようにします。
納品の条件
納品日、納品先の住所、配送方法、品物を受け取る担当者を記載します。
具体的に確認する範囲
正確な型式とオプション、納品と検収に連動した支払いの段階、買い手が準備する設置条件、保証の開始時点を書きます。

送付前の確認事項

  • 「CNC立形マシニングセンタ VM-850」の仕様・数量・単価は仕入先の見積と一致していますか。
  • 「第4軸ロータリーテーブル(工場取付)」の納期と受取担当者は決まっていますか。
  • 「据付、水平調整、試運転」の支出は予算の責任者が承認していますか。
あと5件を表示
  • 「現地でのオペレーター教育(3日間)」の仕様・数量・単価は仕入先の見積と一致していますか。
  • 「初期用予備部品セット(フィルター・ベルト・シール)」の納期と受取担当者は決まっていますか。
  • 仕入先の見積書番号、納品日と納品先、発注を承認した人を確認します。
  • 品目ごとの数量、単位、単価が仕入先の見積書と一致しているかを確認します。
  • 発注書には独自の番号を付け、仕入先が納品書と請求書にその番号を記載できるようにします。

記入例:マシニングセンタと据付、教育

金額は例です。工場が立形マシニングセンタ1台に、第4軸テーブル、据付と試運転、3日間のオペレーター教育、初期用予備部品セットを注文します。

記入例:マシニングセンタと据付、教育
品目数量 × 単価金額
CNC立形マシニングセンタ VM-8501 × 6,150,000円6,150,000円
第4軸ロータリーテーブル(工場取付)1 × 520,000円520,000円
据付、水平調整、試運転1 × 240,000円240,000円
現地でのオペレーター教育(3日間)3 × 65,000円195,000円
初期用予備部品セット(フィルター・ベルト・シール)1 × 98,000円98,000円
合計7,203,000円

5行の合計は7,203,000円です。備考で支払いを分けます。発注時に一部、機械の納品時に一部、検収試験の後に残金で、それぞれ署名と対になります。この例には税を入れていません。課される場合は、買い手に適用される税率を税の欄に入力します。

機械の発注書でよくある間違い

  • 機械のシリーズ名だけで正確な型式とオプションを書かず、見積と届いた品を照合できなくする
  • 検収試験の前に全額を払い、買い手の唯一の交渉材料を手放す
  • 保証の開始日を書かず、保証が出荷日から始まってしまう
  • クレーンと基礎は仕入先が用意するものと思い込み、納品日になって知る
  • 納期を書かない、または仕入先の製作期間を無視した日付を書く

書類に記載が必要な項目

発注書に次の項目がそろっていると、取引先の承認も申告資料の整理もスムーズになります。

  • 発注者としての自社の名称と住所
  • 仕入先の名称と住所
  • 発注番号と発注日
  • 品目ごとの数量、単価、金額
  • 納品日、納品先、配送方法
  • 支払条件と合計金額(税額は区分して表示)
  • 発注の承認者

この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。

税率の公式出典: Japan NTA: consumption tax rates

よくある質問

機械の発注では代金を段階に分けて払うものですか?

多くはそうします。発注時に一部、納品時に一部、検収試験の後に残金です。備考に割合を書いておけば、各段階の署名がそろったときだけその分を支払えます。

保証はいつから始まるべきですか?

検収の署名日からと書きます。出荷日からではありません。そうしないと、機械が梱包されたまま電源を待ったり試運転が遅れたりする間も期間が進み、最初の加工をする前に保証の一部がなくなります。

機械の荷下ろしと据え付けは誰が行いますか?

発注書で決めます。クレーンを誰が手配するか、基礎の上に載るまでの危険を誰が負うか、輸送の保険を誰がかけるかです。発注書に何もなければ、荷下ろしで落ちた機械は争いになります。

設置場所の準備について、発注書には何を書きますか?

買い手が用意する項目を書きます。床の耐荷重、電源、圧縮空気、クレーンの作業スペースなどです。準備完了を確認する日付も書き、時間どおりに着いた仕入先に基礎工事の遅れの責任を負わせないようにします。

オプションやソフトは行を分けるべきですか?

はい。それぞれに価格とバージョンまたは部品番号をつけます。行が分かれていればオプションを一つ外しても全体の価格を交渉し直さずに済み、含まれると思っていた機能が追加費用として現れることも防げます。

機械と一緒に予備部品セットも注文したほうがよいですか?

たいていはそうです。初期セットがあればフィルター、ベルト、シールが初日から棚にあり、交渉力のあるうちにその価格を固定できます。セットを一行にして、内容の一覧も頼みます。

このテンプレートの税額はどのように計算しますか。

この書類の消費税は10%で、税抜金額に適用し独立した行として表示します。エディターが税抜金額、税額、合計を分けて保持し、数量や単価、国の設定を変更すると三つとも計算し直します。

発注書と請求書は同じものですか。

いいえ。発注書は買い手が合意した価格で商品やサービスを依頼するために送り、請求書は売り手が支払いを求めるために送ります。請求書に発注番号を記載すると、二つの書類を照合できます。

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