代理店向け取引残高明細書テンプレート
代理店との期間中の請求書、リベートのクレジット、入金を支払期日とともにまとめる取引残高明細書のテンプレート。延滞額と残りの与信枠を記入できます。

業種別テンプレート
- 請求書D-7710(春の商品)
- 請求書D-7738(補充注文)
- クレジットノートDC-112(数量リベート)
- D-7710の入金
作成ガイド
進め方の例
期間中の書類を集める
例:「請求書D-7710(春の商品)」をはじめ、期間中にこの取引先と交わした請求書、領収書、クレジットノートを古い順に記載します。
残高の確認
「D-7710の入金」を含む各行のあとの残高が、この取引先に関する自社の帳簿と一致しているか確認します。
送付とフォロー
未払残高と支払条件を記載して明細書を送り、支払期日を過ぎた請求書はフォローします。
代理店は長い支払条件で仕入れ、リベートや販促支援を受け、ときどき返品し、複数の請求書をまとめて支払います。メーカーとの勘定があらゆる方向に動くため、一般の取引先よりも月次の明細書が重要になります。このテンプレートは請求書とクレジットを支払期日とともに並べ、入金を精算した請求書と照らし合わせ、営業責任者が真っ先に尋ねる延滞額と与信枠を書く欄を設けています。
記載する項目
- 納品物と作業項目
- 請求書D-7710(春の商品), 請求書D-7738(補充注文), クレジットノートDC-112(数量リベート), D-7710の入金:請求書、入金、クレジットを日付順に、書類番号とともに記載します。
- 請求書D-7710(春の商品)
- 請求日と、代理店の支払条件による支払期日をあわせて書きます。60日条件の請求書は、明細書に載っているだけでは延滞ではありません。
- 請求書D-7738(補充注文)
- 期日が来ていない補充注文は未決済ですが延滞ではありません。明細書でその違いが分かるようにします。
- クレジットノートDC-112(数量リベート)
- リベートのクレジットは入金と同じく残高を減らします。対象期間と根拠の契約を書きます。
- D-7710の入金
- 代理店の送金通知に書かれたとおり、各入金が精算した請求書を示します。
- 対象期間と前期繰越
- 明細書の作成日と対象期間を記載し、前回の明細書の残高を前期繰越として引き継ぎます。
- 請求額と入金
- 請求書は請求額に、入金とクレジットノートは入金・クレジットに、それぞれの書類に記載された金額のまま記入します。「保存した書類から追加」を使うと、この取引先の保存済みの書類から金額を取り込めます。
- 具体的に確認する範囲
- 期間中の請求書、リベートのクレジット、入金を支払期日とともにすべて書き、支払条件に照らした延滞額と残りの与信枠を示します。
送付前の確認事項
- 「請求書D-7710(春の商品)」に、元の書類の番号と金額を記載していますか。
- 「請求書D-7738(補充注文)」に関する入金は、入金日にすべて記録しましたか。
- 取引先の帳簿でも「クレジットノートDC-112(数量リベート)」を同じ金額で見つけられますか。
あと4件を表示
- 「D-7710の入金」に、元の書類の番号と金額を記載していますか。
- 明細書の対象期間、前期繰越の金額、受け取った入金がすべて記載されているかを確認します。
- 請求書は発行した金額で一度だけ記載し、クレジットノートは入金と並べて記載します。
- 未払残高の支払方法を記載し、期日を過ぎた請求書があればその番号を明記します。
記入例:リベートと入金があった代理店の1か月
金額は例です。メーカーが代理店に、春の商品642,000円と補充注文286,000円を60日の支払条件で請求しました。その月に四半期の数量リベート38,000円をクレジットし、代理店は春の商品の請求書を全額支払いました。
- 請求:2枚の請求書を請求日と支払期日とともに書きます。
- 入金とクレジット:リベートのクレジットノートと振込を、それぞれ番号とともに書きます。
- 備考:補充注文の請求書はまだ期日前であること、残りの与信枠を書きます。
| 品目 | 数量 × 単価 | 金額 |
|---|---|---|
| 請求書D-7710(春の商品) | 1 × 642,000円 | 642,000円 |
| 請求書D-7738(補充注文) | 1 × 286,000円 | 286,000円 |
| 請求合計 | 928,000円 | |
| 受領額 | 680,000円 | |
| 残額 | 248,000円 | |
請求の合計は928,000円、入金とクレジットは680,000円で、残高248,000円は補充注文の請求書からリベートを差し引いた額で、まだ延滞ではありません。
代理店の残高明細書でよくある間違い
- 代理店の支払条件に関係なく、未決済の請求書をすべて延滞として扱う
- リベートのクレジットを年度末まで明細書に載せない
- 送金通知を見ずに、入金を違う請求書に充てる
- 経過期間を分けずに合計だけを示し、延滞額が残高に埋もれる
- 代理店が次の発注を計画するのに必要な与信枠を書き忘れる
書類に記載が必要な項目
取引残高明細書に次の項目がそろっていると、取引先の承認も申告資料の整理もスムーズになります。
- 自社の名称と住所
- 取引先の名称
- 明細書の作成日と対象期間
- 前期繰越(前回の明細書の残高)
- 請求書・入金・クレジットごとの日付と番号
- 各行の残高と未払残高
取引残高明細書には独自の税額はかかりません。各行には請求書、入金、クレジットをその書類の金額のまま記載し、残高は前期繰越から積み上げます。
よくある質問
明細書で延滞額を別に示すべきですか?
はい。残高を期日前の額と期日を過ぎた額に分け、できれば1〜30日、31〜60日といった経過期間別に示します。合計一つでは、健全な勘定と遅れ始めた勘定の違いが見えません。
まだクレジットしていないリベートを代理店が差し引いて支払いました。どうしますか?
入金は受け取ったとおりに書き、差し引かれた額は未確定の差額として備考に示します。金額が合意できたらリベートのクレジットノートを発行し、次の明細書で差額が解消されます。
販促支援金も明細書に載せますか?
仕入代金に対するクレジットで精算するなら、それぞれ番号を付けて載せます。代理店が役務として請求してくるなら、自社の仕入台帳に記録するものです。
与信枠はどう示しますか?
合意した与信枠と、現在の残高を差し引いた残りの枠を備考などに書きます。代理店はその数字をもとに次の発注を計画します。
代理店にはどのくらいの頻度で明細書を送りますか?
毎月が一般的で、代理店の決算前にも送り、双方が帳簿の残高を合わせられるようにします。
このテンプレートの税額はどのように計算しますか。
取引残高明細書には独自の税額はかかりません。各行には請求書、入金、クレジットをその書類の金額のまま記載し、残高は前期繰越から積み上げます。
デザインや色は変えられますか。
はい。エディターで印刷のレイアウトと書類の色を選び直せます。変えても金額は変わらず、PDF・ワード・エクセルのファイルも選んだレイアウトに従います。
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