工事代金の残高明細書テンプレート
出来高請求、追加工事、保留金を控除した後の入金、まだ留保されている保留金を、一つの通しの残高で示す、工事代金のための残高明細書テンプレートです。

業種別テンプレート
- 出来高請求第3回(承認済み)
- 追加工事No.5(確認済み)
- 第3回出来高の入金(保留金5%控除後)
- 出来高請求第4回(提出済み)
作成ガイド
進め方の例
期間中の書類を集める
例:「出来高請求第3回(承認済み)」をはじめ、期間中にこの取引先と交わした請求書、領収書、クレジットノートを古い順に記載します。
残高の確認
「出来高請求第4回(提出済み)」を含む各行のあとの残高が、この取引先に関する自社の帳簿と一致しているか確認します。
送付とフォロー
未払残高と支払条件を記載して明細書を送り、支払期日を過ぎた請求書はフォローします。
工事契約では、お金は段階を追って動きます。出来高請求を出すと発注者が一部または全部を承認して保留金を差し引いて支払い、途中で追加工事も加わります。数か月たつと、未収がいくらなのか誰もはっきり分からなくなります。工事代金の残高明細書はその答えを1枚で示します。すでに留保された保留金を前期繰越として始めるので、最終の残高には保留金も含めて発注者がまだ支払うべき額がすべて表れます。
記載する項目
- 納品物と作業項目
- 出来高請求第3回(承認済み), 追加工事No.5(確認済み), 第3回出来高の入金(保留金5%控除後), 出来高請求第4回(提出済み):請求書、入金、クレジットを日付順に、書類番号とともに記載します。
- 出来高請求第3回(承認済み)
- 出来高請求は提出額ではなく発注者が承認した額で書き、協議中の差額は備考に残します。
- 追加工事No.5(確認済み)
- 追加工事は確認を受けてから請求に載せ、それまでは保留中として備考に書きます。
- 第3回出来高の入金(保留金5%控除後)
- 入金は受け取ったとおりに書き、控除された保留金を示して、残高と保留金が合うようにします。
- 出来高請求第4回(提出済み)
- 提出したばかりの出来高請求は、契約上提出と同時に支払対象になる場合だけ請求に載せ、そうでなければ備考に書きます。
- 対象期間と前期繰越
- 明細書の作成日と対象期間を記載し、前回の明細書の残高を前期繰越として引き継ぎます。
- 請求額と入金
- 請求書は請求額に、入金とクレジットノートは入金・クレジットに、それぞれの書類に記載された金額のまま記入します。「保存した書類から追加」を使うと、この取引先の保存済みの書類から金額を取り込めます。
- 具体的に確認する範囲
- 出来高請求と追加工事は請求として、入金は保留金を差し引いた額として書き、これまでの保留金は前期繰越に含めて示します。
送付前の確認事項
- 「出来高請求第3回(承認済み)」に、元の書類の番号と金額を記載していますか。
- 「追加工事No.5(確認済み)」に関する入金は、入金日にすべて記録しましたか。
- 取引先の帳簿でも「第3回出来高の入金(保留金5%控除後)」を同じ金額で見つけられますか。
あと4件を表示
- 「出来高請求第4回(提出済み)」に、元の書類の番号と金額を記載していますか。
- 明細書の対象期間、前期繰越の金額、受け取った入金がすべて記載されているかを確認します。
- 請求書は発行した金額で一度だけ記載し、クレジットノートは入金と並べて記載します。
- 未払残高の支払方法を記載し、期日を過ぎた請求書があればその番号を明記します。
サンプルの金額で見る記入例
以下の取引は、残高の流れを示すための架空の例です。60日間の4件を日本円で記載しています。
- 締め日の58日前:出来高請求第3回(承認済み) 請求 1,840,000円、残高 2,070,000円
- 締め日の40日前:追加工事No.5(確認済み) 請求 125,000円、残高 2,195,000円
- 締め日の30日前:第3回出来高の入金(保留金5%控除後) 入金 1,748,000円、残高 447,000円
- 締め日の6日前:出来高請求第4回(提出済み) 請求 2,160,000円、残高 2,607,000円
期末の未払残高は2,607,000円です。
- 前期繰越残高:230,000円。
書類に記載が必要な項目
取引残高明細書に次の項目がそろっていると、取引先の承認も申告資料の整理もスムーズになります。
- 自社の名称と住所
- 取引先の名称
- 明細書の作成日と対象期間
- 前期繰越(前回の明細書の残高)
- 請求書・入金・クレジットごとの日付と番号
- 各行の残高と未払残高
取引残高明細書には独自の税額はかかりません。各行には請求書、入金、クレジットをその書類の金額のまま記載し、残高は前期繰越から積み上げます。
よくある質問
保留金も残高に含めますか?
まだ受け取るべきお金なら含めます。これまでの保留金で明細書を始めれば常に見える状態になり、支払われればほかの入金と同じく残高から外れます。
発注者が承認額より少なく支払いました。どう示しますか?
入金は受け取ったとおりに書き、不足分は残高に残します。瑕疵との相殺など、発注者が示した理由を備考に書いておけば、次の請求の前に解決できます。
この取引残高明細書の残高はどう計算しますか。
取引残高明細書には独自の税額はかかりません。各行には請求書、入金、クレジットをその書類の金額のまま記載し、残高は前期繰越から積み上げます。上の記入例の取引は残高2,607,000円で終わります。
取引残高明細書と請求書の違いは何ですか。
請求書は一件の販売について支払いを求める書類です。取引残高明細書は一定期間の請求書、入金、クレジットをまとめ、まだ支払われていない金額を示すもので、請求書の代わりにはなりません。
他の言語や通貨でも使えますか。
はい。書類の言語は33言語から選べ、国の設定を変えると通貨、日付の表記、税率もあわせて変わります。
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